内容説明
浜風屋で菓子を作り続ける日乃出達。因縁の間柄である白柏屋が様々な勝負をしかけて来る中、日乃出達は、「橘屋」の名をかけてあの手この手で立ち向かう。一方、お年頃のお光は縁談に悩む日々。どうやら日乃出にも気になる人がいるようで…。大好評シリーズ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
46
3巻まで続けて読んできて、日乃出さんの追い求めているのって何?という気持ち。職人として一人前になることなのか、経営者として橘屋の再建を願うことなのか?そこが掘り下げられていないのが残念です。勝次さん、お光さんの人柄が際立って爽やかでした。特に新しいお店のお披露目の席でのお光さんの気配りは素晴らしい。また、その素晴らしさをキチンと見ていてプロポーズした希平さんも素敵でした。脇役の人たちの方が魅力的な物語。2018/05/24
fwhd8325
42
これでシリーズは完結なのでしょう。これでよかったの?どこか、ぼんやりというのが正直な感想です。恋も中途半端だし、お店の繁栄もあれれという疑問。対立関係も1巻から読んでいると、どこかすれ違っているし。日乃出、もっと汗をかいて走れよと言いたいです。2019/03/05
kagetrasama-aoi(葵・橘)
37
「日乃出が走る 浜風屋菓子話」〈三〉2015年にこの巻が出ていてその儘、と言うことは三巻で完結ということなんでしょうか?日乃出の性格が好きになれないまま読了。浜風屋と白柏屋が橘屋の後継を巡って対立。最後は名前の継承をかけての菓子対決!なんだけど、盛り上がりに欠けたまま終わってしまった感じでした。「日乃出~」の第一巻が中島久枝さんのデビュー作なんですね。………納得です。2022/08/25
むつこ
29
横浜を舞台にした和菓子屋さんシリーズ3作目で完結(かな)。今回も西洋のお菓子をつくるのかな?と期待していたのでちょっとがっかりの展開だった。技術だけでなく物語りもあっての名前(銘菓)、雰囲気あっての料亭・深川松の頑固なこだわりを持つ日本人の心意気にじんわりする。人を優しい気持ちにさせてくれるお手軽な白玉団子がラストに登場、お手軽で私でも作れるので明日はお餅ではなく白玉こねてへっちょこ団子にしようかな・・・2021/01/10
み
27
何となく読了。三作目も読んじゃったけど、日乃出さんに魅力を感じられないのよね…。次は見かけても手にしないかな?2015/12/07
-
- 電子書籍
- 大人はイジメをやめられない~弱者の生存…
-
- 電子書籍
- Love Silky 社長! 私はあな…
-
- 電子書籍
- プログレッシヴ・ロックの名盤100
-
- 電子書籍
- 片想いフィーバー プチデザ(8)
-
- 電子書籍
- 【合本版】アルビオンの夜の女王 全5巻…