内容説明
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日本の開国と近代化はなぜ遅れたのか?
ベストセラー『逆説の日本史』の著者・井沢元彦氏が、気鋭の漫画家・千葉きよかず氏とタッグを組んだコミック化、待望の第3弾です。
著者扮する「いざわ歴史研究所」所長と女子大生ユウキの<逆説>コンビが、教科書では分かりづらい「幕末維新の謎」を解説します。
多くの日本人は、ある日突然、米国の黒船が来航し、日本に強引に開国を迫った、と思ってますが、それは大きな誤解です。実はその七年前に、ビッドルが浦賀に来航した際、浦賀奉行は使節を暴力で追い返してしまいました。ペリーの黒船が来航した当初も、米国は友好親善を望んでいました。ところが、幕府が頑なにこれを拒否したため、結局、欧米列強から不平等条約を押しつけられ、最も不利益な形で開国することになってしまったのです。
日本の開国と近代化はなぜこうも遅れたのか? その原因は朱子学。皮肉なことに、徳川家康が導入したこの外国思想は、日本の神道と合体し、討幕の原動力となっていきました。
そして、幕末維新史を読み解く上でカギとなるのが、日本社会が「朱子学の毒」からいかに脱却したか、という視点なのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
27
コミック版逆説の日本史。幕末維新編。2025/08/08
akiakki
1
朱子学を悪として朱子学信奉者と開国派の観点で幕末史を解説しているため、登場人物の動機が立体的に浮かんできました。また通信手段が未発達なため、あの激動の時代でも不完全な情報収集やガバナンスしかできなくて当たり前ということは常に意識する必要がありますね。しかし未だに粗法は変えられない≒前例主義から抜け出せないのってもしかして…。2021/07/25
こけし
0
☆☆☆/朱子学の毒。2025/03/13
taiki
0
朱子学と商売の対立構造で語っているけど、作者自身が証拠至上主義と仮説を組み立てて論理で考察する仮説至上主義の対立を描いているように見えた。朱子学を信じすぎた歴史上の人物を証拠がないと何も認められない人達に重ね合わせすぎかな。面白い内容なのにその部分がちょっともったいない。2022/12/12
手ぬぐいゲッター
0
長州人は本当にどうしようもないなと思いました。 しかしその力が倒幕を達成させることになったのかなとも思います。2021/07/27
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