ランウェイで笑って（１９）

著者名：猪ノ谷言葉【著】

講談社（2021/01発売）

• ISBN：9784065219591

内容説明

身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?

激動の２日間、合同展示会は育人の勝利に終わった。再び対峙したライバル・遠から贈られた最高の賛辞を胸に、育人はついに独立へと踏み出す。しかし、やる気とは裏腹に独立計画は全く進まない。育人のデザイナー脳は経営に関する一切合切が不得手だった…！　まず必要なのは頼れる“仲間”！　最初の仲間となるのは？ そして“相棒（パタンナー）”の座を巡ってまさかのパターン勝負勃発！？　パリへ向けたブランドを創り出せ！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヤギ郎]

シリーズ第19巻。合同展示会で成果を出すことができて、育人はいよいよ独立をすることになった。独立することになったものの、前途多難である。育人は、デザイナーとしての素質があっても、どうやら経営者としての才覚は無いらしい。そこで仲間を増やすことになった。久しぶりに長谷川心がメインキャラクターとして登場する。そして、世界の裏では千雪への注目度が上がる。千雪の恋の行方はどうなるのやら…。

2021/01/27

[チューリップ]

合同展示会で成功して独立に向けて動き出す育人。美依も誘って営業担当が決まりパタンナーとして心に声をかけるけれど花岡も出てきて育人も巻き込み勝負をする事に。心は育人の事好きだから誘われて色々期待してしまっているけれど育人の方はその気ゼロだから罪な男だなあと感じてしまう。

2022/09/18

[笠]

3.5 育人の独立プロジェクトが始動。予想通り、営業兼経理として佐久間、パタンナーとして心を仲間に加える。花丘まで引き抜いたのは予想してなかったが、なにげに実力あるしムードメーカーとしても活躍してくれそう。とりあえず4人体制でのスタートアップとなった。あとはブランドの方向性をどう打ち出してくのか、それと関連してブランド名をどうするかも重要なポイント。ちょろっと出てきてたブランド名っぽいのはsmileだっけ？ブランド名としては直球すぎてダサい気もするけど、そのまま使うかアレンジするか。

2023/05/27

[punto]

模倣と芸術と。きっちりとした定義があるわけではないからもやっとしたものなのだけど、時々はっきりと人を心をうつ作品ってあるよなあ。快進撃が続く。

2021/10/19

[chiffon]

20巻までまとめ読み。ついに、育人のブランドが！！ここまでがプロローグだとしたら、盛りだくさん過ぎる！！

2021/05/04