講談社文庫<br> 鬼棲む国、出雲 古事記異聞

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講談社文庫
鬼棲む国、出雲 古事記異聞

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 特価 ¥357(本体¥325)
  • 講談社(2021/01発売)
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  • ISBN:9784065219133

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内容説明

民俗学研究室に所属する橘樹雅は、指導教官の御子神伶二に研究テーマ・出雲について「殆ど理解できていない」と厳しく指摘される。傷つきながら現地へ旅立った雅は、出雲大社、佐太神社などを巡るうちに『古事記』や『日本書紀』の伝える出雲神話に疑問を持ちはじめる。神話に隠された「敗者の歴史」を描く歴史ミステリー。

目次

プロローグ
雲出づる国
出雲四大神
大蛇雲の山
弥生八雲に
雅かなる雲
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るぴん

34
新装版が出たので、これを機に。高田さんを読むのはQED、カンナに続き3シリーズ目。出雲に関する謎はたくさんあるし序章的な感じだったので、これ1冊だけだとちょっと物足りなかったな。雅と御子神はタタルさんと奈々ちゃんのような感じになるのかと思いきや、旅は雅の1人旅だし、御子神はほとんど出てこないのね…。とりあえず、次も読もう。2021/02/13

よっしー

22
出雲大社に行こうと思っているので、それまでに文庫版で再読しました。少し前にQEDシリーズの出雲神伝説を読んだので、文の説明が被っているところがあり、祟の蘊蓄も思い出しながら読めました。雅を見ていると、旅行1つでも予定を急に変更すると色々な手配が大変なんだと感じ、QEDシリーズとの違いを実感したり。出雲の謎は深まるばかり、そして現実の事件は雅の預かり知らぬ所で解決…と言って良いものなのか。とりあえず、次へ進みます。2022/10/20

かつおさん

22
“出雲の謎”に民俗学の大学院生、橘樹 雅が挑む。出雲といえば大国主命、国譲り神話、伊弉諾尊と伊弉冉尊神話など神話の原点から踏鞴製鉄や荒神谷遺跡、加茂岩倉遺など神話と歴史が繋がる場所。国譲り神話も八岐大蛇神話も載っておらず編纂に二十年もかかった出雲国風土記の謎、”櫛”に纏わる謎と現代の殺人事件、出雲大社の本当の主祭神は素戔嗚尊⁈ 次号以降でどう結んでいくのか楽しみな展開。2022/01/16

がんも

21
歴史好きです、という事で初読みの作家さん、これ殺人事件はいるんでしょうか?出雲ミステリーだけでも面白い気がするんですけど、シリーズ化みたいなんで、この先この事件が絡んでくるのかしら……とりあえず、読んでると出雲に行きたくなります。2021/05/17

hnzwd

20
新シリーズ。出雲縛りでしょうか。殺人事件はともかく、全体の謎も中途半端な所で締めてしまったような。。続編できっちり着地するんでしょうか。2021/04/12

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