- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
終戦からおよそ1年半――。昭和22年3月、田丸と吉敷は「生きて日本に帰る」という約束を果たすべく、壕からの脱走に成功する。投降――それは数多の苦難を共に乗り越え、生死を共にしてきた仲間の敵になるということ。では仲間にとって≪正しい≫行動とは何か。全体を危険から遠ざけるための規律か。全員を救うための危うさをはらんだ勇気か。指揮官として命がかかる決断を迫られる島田。混乱の中、島に銃声が響く――。生き残った兵士それぞれに、ゆずれない正義がある。本当の終戦をもたらすため、想いを繋いだ若者の生還の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
59
軍としては裏切り行為だが、田丸が勇気を出して投降したお陰で生き残った兵は日本に帰れることになった。しかし投降途中で吉敷くんは死亡。最初からずっと一緒に支えあっていた吉敷くん。どんなにか日本に帰りたかっただろう。若い兵隊たち、どんなにか家族に会いたかっただろう。殺し合いより助け合いの方がずっといい。2024/03/10
荒野の狼
50
ペリリュー第10巻は、ペリリュー島での潜伏の終結までが描かれている。主要登場人物の生死が関わる場面が続き、緊張感は高い。ペリリューを扱ったテレビ番組でオンラインで無料視聴できるものにNHKの「シリーズ 証言記録 兵士たちの戦争 ペリリュー島 終わりなき持久戦~茨城県・水戸歩兵第2連隊~(2008年5月26日放送) https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0060928」がある。2025/01/09
こも 旧柏バカ一代
44
あぁ、、、ついにそうなったか。。そしてやっと日本に帰れる。2021/02/17
かさお
40
こんなにゆるい絵なのに、今まで読んだ戦争マンガのどれよりも、苦しくてたまらない。むしろ美男美女じゃない一般人の我々に近いこの絵だから伝わるのかな。こんな悲劇ってあるだろうか。何と闘っているんだ、もう戦争は終わっているのに。終戦から一年半、まだ彼らは洞窟に潜伏していた。もしかしたら、と疑問を持つ事は許されず、次々に病で命を落としていく。みんなを助けたい、間違いを認める勇気を持つ者、国よりも愛する人の為に生きようとする者、友を助けたい一心でを米軍に投稿する者。よしきくん、ああ、よしき君(;_;)気になります2021/07/03
加納恭史
36
大通りの花壇と噴水はまだ整備されていない。しかし地下鉄駅の側の文教堂でこの10巻があり買って読む。田丸と吉敷の脱走と降伏の話。脱走は72話から75話まで。76 話は田丸は投降した。脱走は容易ではかった。投降直前に吉敷は島田小尉により重症を負い、やむ無くその場に置き、田丸は米軍陣地に投降した。その脱走の過程もなかなか鮮やかだ。島田小尉の脱走狩りは凄まじい。田丸は日系二世の坪川や元日本軍パラオの参謀長鬼塚少将から既に戦争は終わっており、米軍も敗残兵に同情的であった。田丸の望みは残りの兵士44名も投降すること。2026/03/24




