SPA!コミックス<br> ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論 2

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SPA!コミックス
ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論 2

  • 著者名:小林よしのり【著者】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 扶桑社(2020/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594086527

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内容説明

【「第三波」が猛威を振るっても経済を止めるべきではないこれだけの理由】

厚生労働省の統計によると、季節性インフルエンザによる死者数は1年でおよそ3000人。インフルエンザに端を発した誤嚥性肺炎など「間接死」も含めると、毎年1万人もの人が亡くなっている。

一方、新型コロナウイルス感染症による死者は12月9日現在で2486人。これは、毎年正月に餅をノドに詰まらせて死にいたる約1300人よりは多いものの、風呂場の浴槽で誤って「溺死」する約5000人に比べれば遥かに少ない数字だ。

12月に入って以降、「第三波」の襲来による「医療崩壊」の危機がさかんに報じられている。新規陽性者の数も連日2000人を超えて推移しているが、少し冷静に考えてみてほしい。季節性インフルエンザの感染者は毎年約1000万人にも上り、これを365日で割ると1日当たり3万人の感染者を出している。つまり、たとえPCR検査の陽性者数が1日当たり5000人を超えたとしても、季節性インフルエンザに比べれば、新型コロナウイルスの脅威は格段に小さいということだ。

もちろん、すでに多数の死者を出している欧米をはじめ、多くの人口を抱えるブラジルやインドなどでは、感染拡大が即ち死に直結していることも否定していない。だが、いくつもの“ファクターXを持つ日本において、季節性インフルエンザに比べても極めて「弱毒性」であると言われる新型コロナウイルスを、ここまで過剰に怖がるのは異様な状況と言えよう。なぜなら、現在のコロナ・パニックは、専門家とメディアが恐怖を煽りに煽って作り上げた「インフォデミック」に過ぎないからだーー。

発売即重版がかかるほどの大反響を呼び、現在4刷り6万部を突破した『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』。科学的データに基づいた膨大なファクトを積み重ね、歴史的知見を駆使してコロナの「正体」を白日の下にさらしたが、続編の『コロナ論2』でも、最新の統計から導き出された数値を基に、これまでメディアが垂れ流し続けてきたコロナの「嘘」を断罪する。

第一波のピークを過ぎてから発出され経済を殺した緊急事態宣言、PCR検査万能主義が引き起こした無駄な混乱、コロナ治療薬として脚光を浴びたアビガンの危険性、無謀な試みと世界中から批判を受けたものの、現在、集団免疫を獲得し終息宣言を出すに至ったスウェーデンの「緩和政策」、メディア御用達の専門家たちが振りかざした権威主義と「嘘」、恐怖を煽るだけ煽って視聴率をとりにいったTVメディア、ワクチン以上の感染防止効果があると曲解されているマスク、格安航空機搭乗拒否問題が象徴する“マスク全体主義の異様さ、前年比で40%近く激増している自殺率、感染症「2類」外しの議論を無視し「医療崩壊」の危機を煽る医師会、そして、コロナによって炙り出された日本人の死生観……。

『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのり氏が挑んだ渾身の問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

206
いつのまにかマスクつけてコロナを恐れるようになったけど、本当にそんな恐れなければならないのか?やはり恐れるに足らずと思うし、人類史にまで遡って勉強になる。いかに専門家と言われる人がまともでないのばかり表に出ているか知った。日本人なら一度は読むべきと思う。経済の犠牲を舐めてはいけない。2020/12/19

南北

44
2020年の夏から秋にかけての新型コロナの状況、特にウイルスとは何かについて詳しく語っている。緊急事態宣言はある意味ハンセン病患者の強制隔離に通じるものがあるというのを光田健輔を取り上げて解説しているのは興味深かった。京都大准教授の宮沢孝幸氏との対談や緩和ケア専門医の萬田緑平との対談も有益だった。宮沢氏の空気感染には1.5億個の微細飛沫粒子が必要との指摘や萬田氏の緩和ケアで最後まで寝たきりにならなかったがん患者の話などは特に印象に残った。2021/09/03

Y2K☮

43
視聴率至上主義&スポンサーの意向に逆らえない&無料で見られるテレビの情報など真に受ける方がおかしいのだと気づいた。ネットも同じ。日本と欧米の死亡者数の違いを無視して言論を規制するYOUTUBEやツイッターの程度が知れた。コロナが炙り出した諸問題はどれも我々がうやむやにしてきたもの。同調圧力、思考停止、権威不疑、表現の自由、衆愚政治、欧米模倣主義、何より死生観。日本人はいま試されている。コロナを怖がっている人や高齢者を慮っている心優しい人ほど読んで欲しい。そしてその優しさをより正しい方向へ振り向けて欲しい。2020/12/25

たまきら

32
2巻目、2020年12月発売。ドイツやアメリカの友が「なんで日本は感染が少ないの?」と不思議がっていた頃だ。こんな攻撃的な言い方はしたくないけれど、私たち夫婦がデータを見ながら出した見解やウィルスと人間の関係性に学んだことの認識がギョッとするほど著者と一緒で、普段全く意見が合わない人だけに本当に驚いた。彼は喘息のせいでマスク着用が辛いということ、同情する。発達障害のこどももマスクのせいで集中できないというが、少数派だからルールを強制するのではなく。それぞれの立場を思いやれる社会が重要だと思う。2021/12/28

えっくん

32
★★★★☆コロナ論第2弾です。日本におけるコロナの死者は風呂で溺死する老人よりも少なく、インフルエンザよりも弱毒性の低いにも関わらず国民を恐怖に扇動するマスコミたちを非難するという内容は前巻同様一貫しています。かの岡田教授を初め、著者と意見が合わない人を徹底的にこき下ろすのも相変わらず…。ここまで俗物扱いされる岡田教授も気の毒にも感じます。京大宮沢教授との対談で、専門家という立場での空気感染の可能性や感染リスクのアセスメントの話は興味深い内容でした。コロナ論は続巻もあり、まだまだ著者の闘いは続くんですね。2021/12/22

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