東独にいた(3)

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東独にいた(3)

  • 著者名:宮下暁【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2020/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065217221

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内容説明

主義主張の壁が国を裂く東ドイツ。反政府組織の首謀者・ユキロウの投獄を受け、彼の部下たちは奪還作戦に打って出た。フライハイトとMSGが死力と知力を尽くす戦場で、ユキロウとアナは出会ってしまった。二人の関係の行方は――。そして、東ドイツの闇の支配者であり、超人部隊MSGの創設者が動き出す。社会主義の真の在り方を巡り、抗争激化の時代が幕を開ける――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

JACK

10
☆ 東ドイツの国民は暴力と監視による圧政に苦しんでいた。賃金は上がらず、西ドイツとの経済格差は拡まるばかり。さらにソ連のゴルバチョフは反政府運動を抑えられなければ在東独ソ連軍を動かすと圧力をかけてくる。一方、反政府組織「フライハイト(自由)」は政府を倒し、民主化、資本主義への道を探っていた。3巻では逮捕されたフライハイトのリーダー「フレンダー」の奪還作戦が描かれる。肉体を強化された特殊部隊MSGの出番が少なくて物足りないが、巻末のエピソードはこれからの激しい展開を予想させるもの。続きを楽しみに待ちます。2020/12/19

4
3.5 新刊読了。奪還作戦は成功したが、ユキロウ=フレンダーがアナに、ひいてはMSGにバレる。MSGの創設者であり頭目のオリヴィアが公共の電波をジャックして勝手にベーシックインカムの導入を宣言。MSGはあくまで政府の武力装置かと思っていたが、政府と相反する政策を提唱するということは、政府とは独立した目的を持っているということになるのだろうか。そしてそれは、民主化というフライハイトの目的とは実は非常に近いところにあるのではないのか。2021/01/15

ディープなつまみぐい

1
いっそう反政府組織との抗争が激しさを増して、どうなるのか、東独という国の未来は…。 ユキロウとアナが差し向かいで話すシーン、良かった。このまま4巻へ。2021/05/02

毎日が日曜日

1
★★★★2021/04/24

はぐみ

1
15話は泣きました。二人の道が分かれたしまったことが決定的になった。早く続きが読みたい!2020/12/31

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