内容説明
シリーズ初の短編集。コトモノの猫・デカルト視点で、夏のプールで勃発した由沙美の女のバトルを描いた『猫と水着と白兎』。ある事件を通じて、刑事・福地と不破が図らずも共闘することになる『あるいは、抵抗という名の犬』。ロゴの誕生会を機にキツネが自分と向き合う『ひねくれギツネからの伝言』。ロゴの幼なじみ・成美の過去が明かされる『ゼムト・ライジング』、今回は人気キャラにスポットを当てた4つの物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
4
短編集。ロゴ以外のキャラの視点での物語。特にデカルトと成美の話はよかった。デカルトの正体がまさかのw2013/10/31
CCC
2
短編の気軽さか、今までの巻のような人を選ぶ感じが薄かった気がする。普通に面白い話が多かった。2015/07/24
ataka
2
今までで一番面白かった。無駄な脱線が無くなり、ボケ・ツッコミが適度に入り、ストーリー展開がスムーズになった。ようやく、「このライトノベルがすごい」という文庫名に沿うレベルに達した様に思う。4,5 巻が楽しみ2011/08/25
ワルド
2
『何が水着回だ、時代劇のくせに。シリアスが売りだろう、この作品は。』なんという自虐ネタ。水着回の後にこのオチは予想できなかった。とまぁ3.5巻ということで短編集。しかし最後の一編が次巻への繋ぎになってるので、外伝というわけではないみたいです。デカルト本体の挿絵はどこですか?そして4巻5巻は連続刊行の模様。勢いあるなぁ。また遺伝子に即した遺言詞の新しい設定が楽しみ。2011/08/19
ボンバヘッ
1
他の視点でみると面白いなこの作品。世界観がしっかりしてるからちょっと変わるだけでもっと面白くなると思う2012/05/15