内容説明
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の大賞受賞作です。人間の脳に巣食う特殊な意識「コトモノ」をめぐる異能力バトル。ある日、「コトモノ」の集団が襲撃される事件が続発。主人公は事件に巻き込まれ、かつての友人が事件にかかわっていることを知る――。王道のジャンルながら、オリジナリティ溢れる設定が光っており、大賞に相応しい作品と選考委員も絶賛です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
31
【Audible】遺言詞という言葉で仲間を増やす新人類(?)の物語。ユニークな設定でした。赤の女王の正体が一番意外でした。2016/07/28
お味噌
15
期待してたほどではなかった 全体的にわかりずらく、読後感は満足とはいいきれない。なぜこのラノで賞をとれたのかが不思議2012/12/03
佐島楓
13
ジャケ買い。もっと削れる文章や紋切り型の表現が目についた。あと場面場面の臨場感が薄い。設定が凄く面白いだけにもったいないな。良いところもあるけれど、反動で硬めの本を読みたくなってしまった。2012/02/19
和尚
13
一言でいうと、カオスやな。設定は広がりそうやし、登場人物もキャラたってて面白いけど、シリーズ物を、無理やり言いたいこと詰め込んだらこんな小説になりそう。もっと余裕持ったら、面白くなる。これからが楽しみな人やなぁ。2010/09/12
ケーイチ
11
なかなか難しい設定でしたが、ラノベ脳としては歯応えのある一品で、予想外に満足した。あまり期待していなかったので。。単純に強い主人公が無双するのも好きですが、こういった観測者的な立場の主人公が苦悩するのも好きですね。「ソードアート」も「シュタゲ」も大好きですw この作品は設定こそラノベですけど、あとは全体的にラノベっぽくない気がした。それはそれで良し、でしたが。5巻+αで終わってるみたいなので、次巻も読みます。2013/03/12