内容説明
不思議も異変もない日常を、ハルヒとSOS団の「直観」が読み解く!250ページを超える完全書き下ろし「鶴屋さんの挑戦」に、画集・雑誌に収録された2編の短編を加えた待望の「涼宮ハルヒ」シリーズ最新刊(2020年10月時点)!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
262
多分京アニの事件で本書の企画が上がったのか、出るたびに久しぶりと書いているがハルヒワールドを久しぶりに堪能できてよかった。また本編も進めて欲しい。しかしラノベを読んでた中高生だった私がもはや30台になると感覚が変わってる感じはした。鶴屋さんのミステリーと七不思議、お正月の話し。2021/05/22
えか
103
最後の、推理物が面白い。一人称で、誰かのセリフの受けごたえで、初めてその叙述がセリフなのか、心の中の独白なのか、分かるって、この本のキョンの立ち位置そのままじゃないですか。思うに作者、初めは、これキョン君主役の長編で、出来ないかと、思っていたんじゃないかな。もちろん、そうなれば、メタ構造にするしかないので、諦めたのかも。これまでのシリーズが壊れちゃうものね。では何で、そんな途中経過なものを書き下ろししてまで、この本を出したかって言うと、全ては、“最後に“のこのページを載せて、発表したかったんじゃないかな。2023/09/02
ちょぴん
77
「七不思議オーバータイム」は、ちょっとした謎で理解しやすくて、グイグイ引き込まれました。しばらくハルヒがいなかったのも安心して読めた理由かもしれません。「鶴屋さんの挑戦」は、最初にエラリー・クイーン談義で盛り上がっていた時は、「えーっ!全然読んでないのに、このままずっと続いたらどうしよう」と思っていました。鶴屋さんの話になってホッとしましたが、今度は叙述トリックですか。いろんな作品で引っかかって苦手なんですよね。でも、みんなで考えていく展開が良かったです。2025/12/12
不自他
63
内容より気になったのが『ハルヒ』を続ける気があるかどうか。あとがきで作者が自身を指した『怠惰』という言葉は裏を返せば「続きを書く意思が残ってる」とも言える。また、『鶴屋さんの挑戦』を書き下ろせる執筆力があるなら現役作家として健在と言えるだろう。一区切り付いた『驚愕』の続きは執筆が難航しそうだけど気長に待ちたい。何なら次作も短編集で構わないけど今度はSF要素を所望したい。 #ニコカド20202020/11/29
みやしん
55
言うなれば公式番外編で、登場人物の口を借りたミステリー談義。よくできてはいるが、面白いかどうかはミステリーが好きかどうかで受け取り方は異なるだろう。実際前巻の内容は覚えていないけど、あの時終わっても良かったような記憶だけはある。合う/合わないだったら自分にとっては後者。読者のそのまた読者を煙に巻く叙述トリックはもはや現在の「長ったらしいあらすじタイトル&チートハーレム」全盛のラノベ業界とはステージが違う。正直久しぶりの新刊だから読んだ。新規読者開拓は難しいが古参ファンは多い。2020/12/10




