角川スニーカー文庫<br> 涼宮ハルヒの直観

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角川スニーカー文庫
涼宮ハルヒの直観

  • ISBN:9784041107928

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内容説明

不思議も異変もない日常を、ハルヒとSOS団の「直観」が読み解く!250ページを超える完全書き下ろし「鶴屋さんの挑戦」に、画集・雑誌に収録された2編の短編を加えた待望の「涼宮ハルヒ」シリーズ最新刊(2020年10月時点)!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

261
多分京アニの事件で本書の企画が上がったのか、出るたびに久しぶりと書いているがハルヒワールドを久しぶりに堪能できてよかった。また本編も進めて欲しい。しかしラノベを読んでた中高生だった私がもはや30台になると感覚が変わってる感じはした。鶴屋さんのミステリーと七不思議、お正月の話し。2021/05/22

えか

97
最後の、推理物が面白い。一人称で、誰かのセリフの受けごたえで、初めてその叙述がセリフなのか、心の中の独白なのか、分かるって、この本のキョンの立ち位置そのままじゃないですか。思うに作者、初めは、これキョン君主役の長編で、出来ないかと、思っていたんじゃないかな。もちろん、そうなれば、メタ構造にするしかないので、諦めたのかも。これまでのシリーズが壊れちゃうものね。では何で、そんな途中経過なものを書き下ろししてまで、この本を出したかって言うと、全ては、“最後に“のこのページを載せて、発表したかったんじゃないかな。2023/09/02

不自他

61
内容より気になったのが『ハルヒ』を続ける気があるかどうか。あとがきで作者が自身を指した『怠惰』という言葉は裏を返せば「続きを書く意思が残ってる」とも言える。また、『鶴屋さんの挑戦』を書き下ろせる執筆力があるなら現役作家として健在と言えるだろう。一区切り付いた『驚愕』の続きは執筆が難航しそうだけど気長に待ちたい。何なら次作も短編集で構わないけど今度はSF要素を所望したい。 #ニコカド20202020/11/29

kei-zu

52
久しぶりに再会したSOS団は、あの頃のまま。この間の年末に劇場版「消失」を見たばかりであったのですが、その直後から物語が始まっていました。 鶴屋さんのメッセージに秘められた謎を解くおなじみのメンバー(と、プラスアルファ)。謎は二転三転し…。これ、映像化は不可能だ!やるなあ。2021/01/09

ネギっ子gen

51
お久し振りって感じの、ハルヒでした。本書には、短・中・長の3篇が収録。『涼宮ハルヒの――』といえば、SOS団の団長たる主人公・ハルヒのエキセントリックな言動が面白かった、そんな記憶があるが一寸大人しめな印象で……。とはいえ、長編の『鶴屋さんの挑戦』なぞ読み応えありました。叙述トリックですか。なかなか、ウーン……。で、作中に紹介されていた、チェーホフの『安全マッチ』。これは読みたい! と。それと、短編『7不思議オーバータイム』に、筒井康隆の『裏小倉』や『バブリング創世記』が出ているのが、何気に嬉しかった。⇒2021/02/02

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