アクションコミックス エイジング―80歳以上の若者が暮らす島― 1

著者名：友野ヒロ【著】

双葉社（2020/10発売）

• ISBN：9784575855029

内容説明

日本政府は、20歳の頃の肉体に戻れる「若返り薬」の開発に成功。治験者（80歳以上限定）をある“島”に集め、再雇用のための試験運用を開始した。妻子殺害の冤罪で50年近くに及ぶ刑期を終えた八武崎瀧郎は、その“島”にいる真犯人に復讐するため、自らも20歳の肉体を手に入れ“島”に潜入するが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ニッポニア]

今ならUnlimitedで６巻まで読めます。変わった話でしたが、ハラハラドキドキですね。サクッと読めてしまいますね。ホラーサスペンスなので、苦手な人は注意。

2024/06/08

[APIRU]

年齢の進行と心身の衰えの平仄を合わせることが老人ライフの基本と言えるでしょう。しかし、ここは「若返りの薬」が開発された世界であり、80歳であろうと90歳であろうと20代と変わらぬ容姿が手に入り、身体の衰えとはまるで無縁の生活を謳歌しているのです。そしてその中において、妻子殺害の冤罪で50年の刑期を終えた主人公もまた、その薬を服用して得た肉体をもって、真犯人への復讐へと身を投じてゆく。なかなか架空無稽なストーリー設定ではありましたが、サバイバルホラーあるいはディストピアSF的な趣があってたいそう面白いです。

2024/04/06

[skr-shower]

無料電書。逮捕も若返りも裏ありか。

2023/02/24

[ねぎたま]

中身パリピな老人ばっかり。

2022/08/09

[zaku0087]

妻子殺害の冤罪で50年刑務所に閉じ込められる。警察もグルのでっちあげらしいことは伏線だが、そもそも無期懲役でも50年はないだろうに。そして若返り処置により高齢者を労働力に再生する政策も、高度な姥捨山として高齢者一層だとすればあり得るが、その場合はm若返り施策をいちばん先に適用されるのが政治屋だろう。薬を常用しないと若返りが一気に崩れるという中毒性がある設定だから政治屋に使用する前の大規模実験とも考えられるが。あれこれ設定の甘さが目立つ孤島・コンゲーム＋復讐譚らしい。てんこ盛りすぎて1巻目は消化不良だ。

2025/07/08