内容説明
ファンタジー、SF、ミステリー、アクション、謀略、恋愛。あらゆる物語ジャンルを内包して疾駆する魂の傑作、遂に登場
真ヴァ・シ・ド教の司祭フレイ・ランダートは、恋人のジュリルラーナらとともに、ナフリ王国に着任した。彼は、屍竜使いとしての任務のほかに、本国の次期法王派ロンフォルグ枢機卿から、密命を授けられていた。それは、ナフリ王国の不満分子であるギンギルスタン元老院議員らと通じてこれを操り、王国内に革命を誘発させることだった!双刀の剣士バランシェルの妨害をかわしつつ、任務に奔走するフレイであったが、思わぬことから絶体絶命の窮地に…。渦巻く権謀、迫り来る竜の恐怖、そして竜との戦い。あらゆる物語ジャンルを内包して疾駆する、魂の傑作。大興奮のラスト70ページを堪能せよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
65
前作の隣の都市?で別の主人公にて話が進む。前作同様ストーリーはいいとしてもキャラが・・・。あと前作の主人公のことほとんど触れないけどどうなったの?。本作の主人公も気になる終わりだけど続編ないみたいだし・・・。2017/08/01
遊水
1
「前巻で行方知れずとなった人達のその後」が知りたかったのですが、ほとんどつながりのない人達の陰謀劇となってました・・・。期待してた内容と違ってたという。2012/11/06
タケミチ
0
前作とはまた違って、宗教的政治的対立なんかがメイン。まだ謎も多いし、詳細に語られていない設定なんかもあり、続きが気になる。もう続編は一応書き終わっているそうなので、いつの日か読めるようになることを待ちます。2014/07/13
烏鳥鷏
0
前作の続編という感じではなくまた別の屍竜使いの話。前作主人公のその後が気になったが、あまりふれられず。屍竜使いはみんな不幸になる法則でもあるんですかね。サブタイトルの意味がわかるくだりがよかった。フェトーはひたすら気のいい田舎の大男として描かれていたので、裏をかいて敵の差し向けた刺客かなんかかと思っていたが最後までただのいい人だった。ひとりぼっちになった前作主人公に比べればフェトーがいる分、こちらの主人公の方が悲壮感はない2013/06/29
nas
0
流れは予測できてたけど、その展開は考えられなかったな。なんか主人公が関係しないとこで終わってる展開が多いような。まぁ、実際はそんなもんだろうけど主人公視点で読んでると無力感が凄い。結末と言うか展開は読めるんだけど、じゃあどうすんの?って考えても既に終わってて手が無いのが辛い。一箇所、あの何をしてるのか聞かれた瞬間だけが分岐点になったのかな2012/12/19