- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
大反響ノンフィクション、衝撃のコミカライズ!! 藝大生の妻の突飛な行動から東京藝大に興味を持った主人公は、潜入取材を進めるうち様々な人物と出会う。第3巻では、ニップレス姿で究極の美を追求するブラジャー・ウーマンや、若かりし藝大時代のKing Gnu・井口理も登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴん
27
のっけからブラジャーウーマンさん登場で度肝を抜かれる3巻。見た目も精神力も凄いな…。声楽科の井口さんはKing Gnuの井口さん!取材時はまだメジャーデビュー前だっただろうから、有名になっちゃって作者さんも驚いたろうな。最後は奥様から見た原作者・二宮さんの生態。藝大生のことを言ってられないくらいご本人も変わっていらっしゃる…( ̄▽ ̄;)2021/05/16
えも
25
Bookwalkerで読了▼藝大生がどんどん凄味を増すと同時に、その天才性は相当な努力の上に成り立っていることが明らかになってきますね。そんな努力する天才たちがひしめく藝大はやはり残された秘境の一つ▼さて、名残惜しいけれど次は完結編です。2024/06/20
新天地
6
読み終わって思った事は藝術もまた「守・破・離」であると言うこと。特に第22話の三味線の話がそうで、まずは伝統や師匠・先生の指示する事を守る。次に三味線の既存の枠を破る事をしてみる。そして自分と三味線の距離を見つめ直し新たな研鑽を積む。これを繰り返す。この漫画に出てくる藝大生の多くがガツガツとしたハングリーさがあまり感じられないのも、自分と藝術との適切な距離を保っているから。あるいは距離を模索しているからに思えた。さらに第23話のコロナウィルス流行の話では藝術の懐の深さと底力を感じた。2020/10/09
なつき
4
ブラジャー・ウーマンさん!パフォーマンスもすごいけど、自分の身体のマネジメント力がすごい。声楽科のチャラい人、誰だろうと思ってたらKing Gnuの井口さんなんですね。三味線、津軽と長唄で楽譜まで違うとは知りませんでした。血肉のなるほどの研鑚あってこその破。「出る杭が打たれるなら、ダイヤモンドの杭になろう」は至言ですね。2022/06/02
祐樹一依
4
【◎】その辺で取り上げられる言葉だけで持て囃されるような「アート」と「芸術」はやはり根本的に違うのだろうなあ、と思った。無論その希少価値をビジネスにするのはアリなんだろうし、でもお金を儲けるためだけにそれらをする人たちとは一線違えたところに佇んでいるのが見える。芸術に取り付かれている、逆に生かされている人たちがいる。2021/07/06