バンチコミックス 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻

著者名：二宮敦人【原作】/土岐蔦子【漫画】

新潮社（2019/11発売）

• ISBN：9784107722263

内容説明

新潮社の大反響ノンフィクション、待望のコミカライズ第2巻!!　藝大生の妻の突飛な行動から、東京藝大に興味を持った主人公。潜入取材を進めて出会ったのは、口笛で藝大に入った“世界チャンピオン”や、独学でからくり人形を作り上げた“現代の田中久重”など、トンデモ藝大生ばかり……!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

現役藝大生達が天才と呼ぶ「口笛の世界チャンプ」と「現代の田中久重」、そして上野駅を1人で徒歩で測量した建築科の人の話にも圧倒されたけれど、音校の楽理科の人の話が印象的だった。幼い頃から親にやらされて音楽が大嫌いになったり、藝大卒業後はすっぱりと音楽を辞めたり…。単純に「好き」だけではない業のようなものを感じた。ルーブル美術館のニケ像の前で５時間も動けなかったという奥様も、やはり藝大生なんだなぁ。

2021/05/04

[えも]

原作者の藝大潜入取材が進むにつれ、藝大生の生態が次第に明らかにされる、というより、次第にカオスが深まっていくようで楽しい。この天才たちの楽園は、かつて過ごしていた大学の雰囲気にも通じているから。

2024/04/18

[IENEKO]

電子にて。「好き」の中身が深くて広くて混沌としてる。人の数だけカオスがある。家族だったら大変だろうな。

2024/06/19

[雪見だいふく]

色々凄い人たちが今回もてんこ盛り。　でも、芸術系の人達は特にそのまま仕事にして生活していけるのは少数派なんだろーなー……

2019/12/04

[papakiti]

すごい人達が続々登場！ますます次巻が楽しみです。

2022/01/10