グラゼニ～パ・リーグ編～（９）

著者名：足立金太郎【著】/森高夕次【原作】

講談社（2020/07発売）

• ISBN：9784065202326

内容説明

34歳・夏之介の、ゴールデンカップス２年目シーズンも終盤へ。チームは１位パープルシャドウズとのゲーム差を１.５として現在リーグ２位。夏之介は現在13勝で、同じく13勝の扇田、14勝の則川と、最多勝争いを繰り広げている。しかし、夏之介と扇田の14勝目がかかった試合でともにアマがき隊の本木が打たれ、２人の「勝ち」は消えてしまう。そして、夏之介は次の登板で１回６失点と自らが大炎上し、また勝ち星付かず。GC・PSの直接対決も含め、残すところあと５試合。夏之介に、本木に、コーチ陣はマウンドを任せられる？どうなるシーズン最終幕！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hiro]

第八巻に続けて読了。やはり続けて読みたい時には電子書籍が便利。パ・リーグのペナントレースの終盤、夏之介のいるゴールデンカップスとパープルシャドウズの優勝争いに、夏之介を含めた３人の最多勝争いも絡み、『グラゼニ』らしいお金の話も少しあるが、この第九巻はまるまる一巻がプロ野球漫画として楽しめた。ただ、パープルシャドウズの仙台から所沢への移動に飛行機を使っているところが気になった。移動は新幹線だろう。仙台発羽田行きの定期便なんてないけれど…。もちろん次巻はクライマックスシリーズ、これも楽しみだ。

2021/01/17

[こも 旧柏バカ一代]

最後の試合でしっかりと抑えたアマガキ隊を育てた徳永コーチの株が急上昇。勿論、凡田も14勝をマークしてるのも凄い。来シーズンは35歳。どんなシーズンになるのだろうか？それとも、、、

2020/07/20

[餅屋]

グラゼニ41冊目、表紙はマジ顔▲チームは１位パープルシャドウズとのゲーム差を1.5として現在リーグ２位。直接対決も含め、残すところあと５試合。どうなるシーズン最終▼総力戦となってきた。凡田が活躍した年の優勝争いは、やはり燃える。そして、個人タイトルにもリーチが懸かってくるとは…⁉本拠地がドーム球場か否かの有利不利。甲子園をホームにしたチームの不利は納得するが、これは先憂後楽の逆だし。ワンシーズンに６冊も要するとは…やはり来シーズンは反動が出たりするのかな。さて本木は罰金を払ったのでしょうか？（2020年）

2025/05/01

[笠]

4 新刊読了。久しぶりに全編ちゃんと野球をしていて面白かった。アマガキ隊という後詰めを率いてのらりくらりと勝ち星を稼いできた凡田がタイトル獲得。運もあるとはいえ34歳で先発最多勝はすごい。人気薄で地味な選手として描かれてきた凡田だが、MVPからのポスティングで海外挑戦、トミージョン復帰からの最多勝って、こんなドラマチックな選手、人気出ないはずないしテレビがほっとかない。凡田が情熱大陸とかプロフェッショナルのパロディ番組に出る回やってほしい（笑）

2020/07/26

[Mr.deep]

グラゼニらしさは薄いですが、とにかく熱い展開。完全にっ主人公がトクさんです。

2020/07/23