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内容説明
先発投手としての活躍を求め、球界の盟主・文京モップスから、FA移籍で「仙台ゴールデンカップス」に入団した凡田夏之介。待ち構えるのは、対戦経験の少ない「パ」の強打者たち! 凡田夏之介(32歳)、人生初のパ・リーグ挑戦が開幕。ところが、パ・リーグの打者はマジで甘くなかった。手こずりまくる夏之介に、パでの未来はあるのか!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
55
この野球漫画『グラゼニ』は変わっている。シーズン中の野球の話よりもストーブリーグの話のほうが面白い。このパ・リーグ編の2巻はシーズン中の夏之介のピッチングの話だ。シーズンが始まっても調子が上がらない夏之介。DH制のパといっても、年俸も1億を超え経験もある夏之介が、新人のような迷ったピッチングはいただけない。一方、パ・リーグ編を面白くしてくれるのが老山恵。彼女のアドバイス?を受けた夏之介が、登板した試合で先発投手として責任を果たし、年俸に相応しい勝ち星を残せるか。面白いシーズン中の話を期待して次巻を待つ。2018/10/24
こも 零細企業営業
16
パ・リーグのアッパースイングの選手にホームランを量産されてしまう凡田。そんな彼に懐く恵ちゃんが可愛いw罵倒してるけどねw2019/11/16
ライアン
6
パリーグは大変ですか。凡田は元々先発ピッチャーじゃないからなあ。しかし恵ちゃんに随分もててるね(笑)2018/09/22
高山
4
同じ日本の野球なのに、 DH制、アッパースイングを多用してくる打者ということだけで、 苦戦するのが興味深かったです。2018/09/28
笠
3
☆☆☆★★ 新刊読了。楽天っぽいチームにFA移籍した最初のシーズンが開幕。前巻から引き続き、生え抜きのベテラン投手印西と比較されながら進んでいく。凡田はピリッとしないピッチングの原因を周囲の指摘と自己分析により探っていく。そこで挙がった二つの原因のうち、ひとつは技術面で「セとパのDH制の違いによる投球リズムの違い」、もう一つは精神面で「高給取りになったことによるハングリー精神の低下、モチベーションの低下」。なるほど、どちらももっともらしいが、適応して修正するのはどちらも容易ではなさそうだ。2018/09/21