集英社オレンジ文庫<br> 後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃

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集英社オレンジ文庫
後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃

  • 著者名:はるおかりの【著】/Say HANa【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 集英社(2020/06発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086803281

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内容説明

栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

78
後宮シリーズ待望の最新巻!84pの義昌帝の正体…貴方だったのかー!そういう事情だったのね!樂華伝の冒頭を読み返した時、あれもしかしてこれ単に次代の皇帝になったって意味じゃ…と思っていたことそのままが後書きにあったので腹落ちしました。シリーズ初!?甘々ラブラブじゃないです!レーベルが変わりよりリアルに、より後宮らしく。こういう戦略的妃嬪、嫌いじゃない。カッコいい!どちらというと隆青の方が、見方によってはダメ男…?笑 今回も想像もしない黒幕が謎の全てをかっさらっていってびっくり。贅沢を言えば、許寧妃と蔡貴妃→2020/07/13

坂城 弥生

46
後宮を仕切るために入宮させられた皇貴妃。彼女の手腕と皇帝との絆が素敵でした。2022/03/15

よっち

37
諍いの絶えない後宮を治めるため、凱帝国皇帝・高隆青の皇貴妃となった共紫蓮。聡明さを買われて入宮した紫蓮が、職務上の信頼関係で結ばれた隆青を巡る妃たちの野心と嫉妬に巻き込まれてゆく中華風ファンタジー。皇太后・李飛燕の後ろ盾の下で蔡貴妃と許麗妃の派閥がぶつかり合う後宮を統率する紫蓮、そしてかつて隆青が寵愛した冷宮にいる元皇貴妃・黛玉の存在。より重厚な雰囲気にシフトする中で対比するように様々な愛が描かれましたが、重責に苦悩する隆青と彼を支える覚悟を決めた紫蓮がぶつかり合いながら育んでいく絆がとても印象的でした。2020/06/20

kagetrasama-aoi(葵・橘)

35
「後宮シリーズ」第十一巻。「後宮染華伝」第二部第一巻です。レーベルがコバルト文庫からオレンジ文庫から移行、それに伴い幾分テイストが変わっているとのこと。コバルト文庫は少女向けラノベで、オレンジ文庫はラノベではあるけど少女向けが少年少女から青年向けに?そこら辺の差異は私にはよくわかりませんでしたけど。舞台は第一部に引き続き凱帝国、主人公は高隆青(宣祐帝 )とその皇貴妃李紫蓮。毒殺事件の多発で皇位継承が乱れに乱れて!覚悟もないまま皇帝の妃となってしまった女性達の悲哀が克明に描きだされていて、胸が痛み(続く)→2024/01/27

dorimusi

30
このシリーズは初読。なので経緯とか全く分からず。単品としてみたら結構面白かったと思う。染物屋の女が再婚で後宮に入る話し。皇帝の寵を失ってから取り戻すまでがあっさり。まぁ一応理由は納得するけど、ただ取り戻した後なんか関係がえらい恋愛ぽくなってる理由がよくわからず。前夫とかアホ過ぎるのもちょっと興ざめ。もっと策を戦わせてほしい気はした。シリーズ追っかける気にはならないけど単発としては楽しめたし良かったかと。2022/10/20

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