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内容説明
パリラ問題は車体と親子のレストアで解決?
遂に籍を入れたレナとミヤギ。
そんな二人が直面しているバラバラになったパリラ問題は、
所有者のスミダカズハルが所有権を認めず膠着状態に。
なぜ彼は頑なにパリラと関わろうとしないのか、
なぜ彼はパリラをバラバラにしてしまったのか。
そこには旧車屋に対するある思いがあった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
1
★★★2021/09/21
びぜんや
1
何事もなく通常進行している新婚さん(……だよな?)がなんともおかしいですね。邦彦さんの登場は兎角ディテール重視、蘊蓄重視(それがこの作品の面白さでありキモですが)で堅くなりがちだったこの作品に、プリミティヴな意味でのレストアの面白さ、バイクの愉しさを取り戻させた感じがして◎。作品にエッセンスを加えるバブル華やかなりし時代の追憶は、その時代を通過してきた人間にとってはストーリーに説得力を持たせ、身近にさせるいいフレーバーになっています。あいかわらずこのへん、巧いですね。★★★★☆2020/06/21