内容説明
ヴィル 「コマリ様、七紅天闘争の始まりです」
コマリ 「始まらなくていいよっ！」
――――――――――――――――――
「ごめん。お前、誰だっけ？」
コマリが意図せず煽ってしまったのは
七紅天大将軍の一人、フレーテ・マスカレール。
これがきっかけで事態はどんどんエスカレートし、
ついに将軍同士が覇を競う「七紅天闘争」にまで大発展してしまう！
敵となる将軍どもは手ごわいヤツばかり……かと思いきや、
コマリは新たに七紅天となった少女、サクナと打ち解ける。
文学趣味で、コマリのことを「姉」と慕うサクナは、
コマリ以上に内気で気弱な子だった。
一方その頃、宮廷内では要人暗殺が横行。
さらにはヴィルがサクナに微嫉妬したりと、
コマリの周囲は大さわぎ。
コマリの平穏な引きこもりライフは、はたしてどうなる！？
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロロシ33
44
電子版で読みました コマリを姉のようにしたうサクナ登場 家族を殺され、裏組織に脅されてコマリを殺すと命じられる。サクナには特殊な能力があり、死んだ人の記憶を読み取れる(間違っていなければ) 二週間のお休みいいなぁ。どんなことするのかなぁ。 2021/06/26
むっきゅー
33
メッチャ笑ったわー。他の七紅天から、コマリの実力に疑いがかけられ、全員でバトルロイヤルすることに。平行してテロ集団｢逆さ月｣の陰謀が動き出す。新ヒロインで最近七紅天に昇格したサクナちゃん登場。ヒキボッチのコマリの友達になるのだが、サクナの部屋がヤバすぎて爆笑。閣下Tシャツ(半笑い)ボクも欲しいなー。さて、バトル面ではコマリの実力が少しずつ明かになり、全世界が驚愕と熱狂に満たされるなか、コマリ本人と部下約一名だけがコマリ＝弱キャラと思い込んでいるギャップが面白い。次巻は休暇で水着回なのかな、楽しみです。2020/05/16
ひぬ
26
要人暗殺が横行している中、新しく七紅天に就任した少女・サクナと共にテロリストを追うのを命じられたコマリ。七紅天の一人・フレーテも意図せず煽ってしまい、事態は七紅天闘争にまで発展してしまいます。最早引き篭もる事は許されないコマリのヴィルへの細やかな抵抗に笑えます。少し性格的にコマリに似ている常識人枠が遂に来たと思ったらサクナもかなりの狂信者。前巻と似たような構成でしたが、その一方で伏線も張られ、少しずつ世界が広がっていきます。逆さ月が一体どのような集団なのか気になります。2021/11/16
オセロ
26
国に突如現れたテロリストが現れる中、新たに七朱天に加入したサクナと打ち解けて引きこもりだった(？)自分にも友達が出来たとコマリが浮かれていたところ、コマリの不用意な発言をキッカケに七朱天闘争が没発してしまう。 今回もシリアスパートとコメディパートに加えて七朱天闘争のバトルパートの塩梅が絶妙で、読み応え抜群でした。中でも七朱天闘争の中である悩みを抱えるサクナとコマリが本音でぶつける場面にはグッとくるものがありましたし、劣勢からの逆転劇は爽快でしたね。次巻も楽しみです！2021/05/14
まるぼろ
21
さて今巻、宮廷内で横行している要人暗殺の捕縛を皇帝に命じられその過程で同じ七紅天のサクナと仲良くなったり、やはり七紅天のフレーテに付けられたいちゃもんから七紅天同士が争う七紅天闘争に発展したり…とそんなお話です。今巻もコメディとシリアスの融合が絶妙でとても良かったです。…のおかげで心も弱っていたサクナが終盤でのコマリの芯の部分での心の強さを目の当たりにして奮い立つ姿も良かったですし、今巻で二度起こしてみせたコマリの烈核開放は…→2020/05/19
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