21世紀の「女の子」の親たちへ――女子校の先生たちからのアドバイス

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21世紀の「女の子」の親たちへ――女子校の先生たちからのアドバイス

  • 著者名:おおたとしまさ
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 祥伝社(2020/05発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396617271

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内容説明

発売と同時にたくさんの共感と反響をいただきました『21世紀の「男の子」の親たちへ』のきょうだい版ができました。今回は女子校のベテラン先生たちにお話を聞きました。先生方の珠玉の言葉を引用しながら、教育ジャーナリストのおおたとしまささんが、これだけは伝えたいという思いをこめてまとめました。先が見えない今だからこそ、子育てについて教育について、何が本当に大切なのかを考えたい。そんな思いを込めました。自信作です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

32
私自身女子校出身ですが、上級生をお姉さんと呼ぶ事を初め、独特な点が多くありました。ですが、私は6年間で自由に考え、学び、表現する楽しさを知りました。ジェンダー・バイアスを初めて意識したのは、共学の大学に行ってからです。でも、今の女の子達はどうか、社会の変革の波に乗って、培ってきた自分の力を世の中でどう活かせるか、足踏みせず行動に移していくことを望みます。地方の学校の声も拾っている本書。私の母校の先生曰く、「置かれた場所で咲きなさい。咲けないときは咲かなくていい。その代わり、下へ下へと根を張るのです。」2021/05/01

たまきら

32
読み友さんの感想を読んで手に取りました。教育のスペシャリストたちからのアドバイスは的確で、取材されている方の言葉も簡潔でストレートにキャッチできます。うちの娘は男性社会でキャリアを積んだ母と、適応が大変な父に育てられているため、男性的な教育へのストレスはない方ですが、すでに「女の子は算数できなくてもいいんだよ」と言うクラスメートがいるとか。親にできることはバイアスをかけないこと、は真理だと思いました。小学生女子を持つご両親にお勧めできる一冊です。2021/04/23

りょうみや

18
前書にあたる「男の子の親たちへ」がおおた氏のこれまでの書籍を読んでいれば目新しさはない内容だったのだが、「女の子」版の今回も基本的には同じ印象。著者も言っているが女の子特有の部分は意外と少ない。大事な部分は男女共通、バイアスに囚われず個性を大事にして伸ばすということ。テーマ別の章立てで学校の先生のアドバイスが所々に入っているが、過去本のように学校ごとの章立ての方が俄然読みやすかった。2020/08/12

ニョンブーチョッパー

10
★★★★★ ベテランの先生方の言葉は重みが違うね。心に留めておきたいようなことばかり。「無理して先のことを決める必要はなくて、後であの選択をしてよかったと思えるように努力することが大切」という言葉が最も刺さった。2021/09/02

くぼたか

8
中学受験に否定的な私ですが、女子校の先生方のアドバイスがとても参考になりました。「この学校に行かせたかった~」と思ってしまうほど(笑) まずは自分の無力を自覚して、子供をしっかりと見るようにします。2020/09/30

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