内容説明
Kubernetesはコンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、スケーリング、および管理を自動化するためのプラットフォーム(コンテナオーケストレーションエンジン)です。本書籍では、Kubernetesを触ったことがない方でもKubernetesのコンセプトを理解し、実際にアプリケーションをコンテナ化して実行できるようになることを目標としています。前半の章では図をふまえながらKubernetesの各リソースについて体系的かつ網羅的に説明します。さらに後半の章では、マニフェスト管理(Helm/Ksonnet)、モニタリング(Prometheus/Datadog)、ログ集約(Fluentd/Datadog)、CI/CD(Spinnaker/JenkinsX/Scaffold)、サービスメッシュ(Istio/Conduit/Linkerd)、Service Brokerなど、Kubernetesを用いてクラウドネイティブな開発を促進させる周辺エコシステムについても紹介します。
目次
Dockerの復習と「Hello,Kubernetes」
なぜKubernetesが必要なのか?
Kubernetes環境の選択肢
APIリソースとkubectl
Workloadsリソース
Discovery & LBリソース
Config & Storageリソース
ClusterリソースとMetadataリソース
リソース管理とオートスケーリング
ヘルスチェックとコンテナのライフサイクル
メンテナンスとノードの停止
高度で柔軟なスケジューリング
セキュリティ
マニフェストの汎用化を行うオープンソースソフトウェア
モニタリング
コンテナログの集約
Kubernetes環境でのCI/CD
マイクロサービスアーキテクチャとサービスメッシュ
Kubernetesのアーキテクチャを知る
Kubernetesとこれから
著者等紹介
青山真也[アオヤママサヤ]
株式会社サイバーエージェントアドテク本部。2016年入社。OpenStackを使ったプライベートクラウドやGKE互換なコンテナプラットフォームをゼロから構築し、国内カンファレンスでのKeynoteに登壇。その後、世界で2番目にCertified Kubernetes Application Developer、138番目にCertified Kubernetes Administratorの認定資格を取得。現在はKubernetesやOpenStackなどOSSへのコントリビュート活動をはじめ、CNCF公式のCloud Native Meetup TokyoのOrganizerやJapan Container Daysの運営などコミュニティ活動にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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