内容説明
プロレスラー・梶原年男に完膚なきまでに叩きのめされてから6年…丹羽文七は竹宮流・泉宗一郎に命をかけた野試合で勝利した。「現代の宮本武蔵を描く」というコンセプトのもと始まった不朽の名作、I~IIIと外伝を合本刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょき
33
鉄拳やストリートファイターのゲームじゃあるまいし、ひたすらに戦いつづける男たち。そんな超男臭さムンムンではあるのだが、そんなものにひたむきな男たちはとても美しく眩しい。戦いの描写で戦闘の凄まじさが伝わってくるし、一撃の重みが脳にもズシンと来る。人に拳さえあげた事のない私でも、戦うことこそが男の本性ではなかろうかと錯覚しそうにもなるし、世の戦える男たちが羨ましくもある。スポーツで少しは体を鍛えているものの、こういう人達を見ると(小説を読むと)、本ばかり読んでる自分がナヨナヨしてるような気がしてならない。2016/09/11
黑猫
1
2024年2月6日読了2024/02/06
はんぺん
1
プロレスが好きになって3年。表向きの華やかさよりも、選手の一瞬の動きやストーリー、リング外にも目が行くようになった私に今なら読むと面白いと思うよと、主人が進めてくれたので読みました。 分厚さに圧倒されましたが、読んだらもうノンストップ。 熱い、ただひたすら熱い闘いでした。文字だけでこんなに読者を惹きつけることに感動しました。2018/12/08
えだげ
1
板垣漫画を読んでからなので筋は頭に大体入ってた。2017/01/14
北白川にゃんこ
1
太い、本であった。やっぱ長田さんサーガだな。文七も悪くないけれども。2016/02/06