娘の友達(4)

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娘の友達(4)

  • 著者名:萩原あさ美【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2020/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065196366

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内容説明

僕の世界と、君の世界は、何%重なっている?

娘の友達・古都との秘密の関係は、
ついに終わりを迎えた。
「おかしい」「変」「普通じゃない」
娘の哀しい叫びは、誰が聞いても真っ当で、
明らかに悪いのは自分のほうだった。

でも、“普通”ってなんだろう――。

人は他者と、
いったいどれくらいの価値観や倫理観を共有できているのだろう。
再びどん底まで堕ちた時、
娘の友達のことが脳裏に浮かんでしまう僕は、
やはり“普通”じゃないのだろうか。
いや、そもそも、僕と彼女ですら、
本当に同じ景色を見ているのだろうか――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JACK

19
◎ 高校生の娘を持つ主人公、晃介。妻を亡くし、娘は引きこもり、職場では昇進したもののストレスが多い。しかし、偶然知り合った女の子、古都と親しくなった事で彼の運命は変わった。課長でもお父さんでもない晃介を見てくれる彼女。しかし、古都は娘の友達だったのだ。やがて秘密の関係が同僚と娘にバレてしまい、何もかもが崩壊を始める。果たして物語はどう収束していくのか…。古都が何を考えているのか分からないし、母親との微妙な関係性、次巻予告の手紙など、不穏な展開しか予想できない。最後まで目が離せません。2020/05/14

イーダ

17
ついに二人の事が娘にバレて疎遠状態に…今の「自分」という足かせにもがいていても娘はやっぱり大事なんだよー!しかし状況は悪化の一途をたどり、まだまだ闇深く堕ちていきそう…2020/05/17

ジロリン

14
期待通りのw修羅場展開。でもドロドロにならず、なんというか、沼にズブズブと沈んでいく感じ。だからか、当の二人の心情がどんどんピュアなものに見えてくる不思議。でも逆にそれが怖かったりして…「何が普通なの?」という問いかけは想像以上に<重い>台詞なのかもしれない。そして晃介をターゲットとして捕捉したお母さん…でヒキ。うわー!次巻の展開はもっと怖そう。「怪文書」だって!2020/05/17

える

14
★★★☆☆ 怖っ……。古都は何考えてるのかほんと読めないのが怖い。そして母親も怖すぎでしょう。主人公だけどんどん追い詰められてて、もう見てられない……。このまま最悪な方向に向かい続けて精神壊れる未来しか見えないけど、この先救いはあるのかな? 美也が状況変えれる唯一の鍵な気がするけど、どうなっていくのか、この先の展開に期待です。2020/05/13

むきめい(規制)

9
ついにバレそうですね おいおい大丈夫か。2020/06/16

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