娘の友達(2)

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娘の友達(2)

  • 著者名:萩原あさ美【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2019/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065176702

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内容説明

抜け出せるだろうか、
娘の友達という名の沼から。


会社をさぼった。
夕飯までに帰るという娘との約束も破った。
夜の漫画喫茶で、隣にいるのは、娘の友達・如月古都。
いけないことだと知りながら、心は弾んでいた。

自分の心に忠実に生きる。
誰にも言えない秘密の関係は、
そんな大切なことも教えてくれている気がした。
不登校を続ける娘とも、前よりも本音で向き合えるようになった。

だが、もしも娘が復学したら、
古都との関係はきっと終わってしまうだろう。
そして、もしも娘が秘密を知ってしまったら、
人生はどうなってしまうんだろう――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

40
いい子であることに疑問を感じる古都も危ういと思うけれど、この親の妄執ぶりはこれはこれでまた闇が深そうな…ようやく不登校から脱しかけてる娘は父親と古都の関係に気づきかけてて、今後の展開に不穏な予感しかしないですね。2019/11/24

k-oniisan after

30
「年の差もの」漫画の研究家wとしては、騒ぎになった本作をスルーできないので読んでみた。この種のお話は、おっさんにとって都合のいいファンタジーが描かれているだけなら下らないものにしかなり得ない。JKが大した理由もなく一方的に言い寄ってきて、過酷な日常に倦み疲れた心身を癒やしてくれる。んなのエロ漫画としても三流だろ。だから必ず裏があるわけだが、古都の動機はよく分からない。おっさんを破滅させようとしているのか、他に目的があるのか。その内面を読者に伺わせぬまま話が進んで行くところに、何か恐ろしい気配が漂っている。2019/11/28

イーダ

19
古都がなぜこうなってしまったのかが明かされる。毒親って怖いな。それでも人を傷つけて良いわけでは無い。これからどうなって行くのか、まだまだ目が離せません。2019/11/22

JACK

18
◎ 晃介は妻を亡くし、高校生の娘と二人暮らし。娘は仕事優先の父を責めて引きこもり、晃介は家から逃げる様に仕事に打ち込んできた。そんな余裕のない生活の中で知り合った女の子、古都。晃介に優しく接してくれる彼女はとても魅力的で積極的。晃介の事を好きだと言って誘惑してくるのだが、彼女は娘の友達。これ以上彼女と一緒にいてはいけない、と思いながらも、精神的に弱っている晃介は彼女に心を惹かれてしまう。古都の悪女ぶりに嫌悪感を持っていましたが、彼女の家庭にかなり問題がある様で、今後どの様な展開になるか気になるところです。2019/11/18

ナギ

16
お互いの家庭に問題があることが見えてきて、お互いが精神的な支えになっている。しかしこれが成人男性と女子高生の組み合わせなので葛藤を生む。2021/02/24

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