宝島社文庫<br> 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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宝島社文庫
薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

  • 著者名:塔山郁【著】
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 宝島社(2020/05発売)
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  • ISBN:9784800295057

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内容説明

ホテルマンの水尾爽太は、処方薬を丹念に塗るも足の痒みがおさまらず、人知れず悩んでいた。薬をもらいに薬局へ行くと、毒島という女性薬剤師が症状を詳しく聞いてくる。そして眉間に皺を寄せ、医者の診断に疑問を持ち……。急激な眠気に襲われるホテル従業員、薬を過剰に要求してくる老人、ダイエット薬を格安で売る病院など、水尾は毒島とともに、薬にまつわる様々な事件に挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kou

302
内服薬が、どうやって効くのか初めて知った。ストーリーも面白く、薬の知識も得られるから、凄く得した気分になった(笑)。近くに、こんな誠実で真摯な薬剤師が居てくれると心強いんだけどなぁ。2020/10/27

ひさか

254
このミステリーがすごい!大賞作家書き下ろしBOOKvol.21(18年6月)笑わない薬剤師の健康診断、vol.23(12月)お節介な薬剤師の受診勧奨、書き下ろし不安な薬剤師の処方解析、怒れる薬剤師の疑義照会、の4つの連作短編を19年5月宝島文庫刊。シリーズ1作目。毒島、百目鬼、方波見、刑部と珍しい名前の登場人物のオンパレード。この理由は三話目で明らかに。なるほど。毒島さんの薬に関する探求と推理に恐れ入るが、自身のことに関して疎いところが微笑ましい。ホテルマンの水尾くんのトボけた役回りも楽しい。次作が楽しみ2022/07/15

kk

236
真面目一本槍の薬剤師・毒島さんと、彼女をそこはかとなく慕うホテルマン・水尾くんが、お薬にまつわる謎を解きながらちょっとした事件を解決していくお話。ミステリーとしての出来栄えがどうなのかはkkには分かりませんが、薬を題材にした謎解きというところに新鮮なものを感じて興味深く読みました。キャラ的にも、毒島さんのプロ意識と正義感が小気味良いです。また、二人の距離感や水尾くんの気持ちの動き方が、とても好ましいものに思われました。2021/08/23

五右衛門

157
読了。久しぶりの作家さんでした。以前の毒殺魔の教室依頼でした。前作は暗い感じでしたが今作はガラッと変わっており日常ミステリー的になっていました。今後主人公たちはどう進んでいくのですかね。お互いの過去もわかってきましたし。けれど最後はぎゃふんといわしてほしかったです。悪徳院長の泣きっ面が見たかったです。次回続編もあるのでスカッとできそうですかね。少し追いかけてみようかな。2021/02/13

エピファネイア

156
薬剤師毒島花織とホテルマン水尾爽太のコンビが主人公のライトミステリー。調剤薬局に勤める毒島花織は薬剤師仲間から薬オタクと言われている。患者さんに薬を奨める以上、自分でもその薬を実際に飲んで効果を確かめるというぐらい薬に夢中。そんな毒島さんに恋心を抱いた水尾爽太。しかし、毒島さんは薬のことしか興味がなく、なかなか話も続かない。そんな二人にふりかかる日常のちょっとした問題を協力しながら解決いていくというお話。毒島さんはまじめ故に鈍感なところもあって水島の思いはなかなか伝わらないのだが。追いかけたいシリーズ。2022/06/30

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