内容説明
忍者の里の頭領娘に生まれたものの、里を抜けだして普通のOLとなった陽菜子。会社の吸収合併の危機には、上司にあたる和泉沢を守るため、封印していた忍術を駆使して奔走した。平穏を取り戻したのも束の間、またしても不穏な動きが。上海との提携話を装って現れたのは、陽菜子と因縁のある忍者のようで――？
忍者OL の活躍から目が離せない、シリーズ第二弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えりこんぐ
69
またまた会社を狙う新たな刺客が登場！ 世間に忍者って何気に多いのね(´･ω･`)? 自分の守りたいもののため、ヒナコがようやく覚醒！ 忍者バトルが面白かった。恋愛もいきなり進んで次巻が楽しみ。穂乃ちゃんのスピンオフも好き。今後お兄さんも登場するのかな。【図書館】2021/03/12
なっぱaaua
52
敵忍者集団も出てきたりしてアクションシーンも増えてきて俄然面白くなってきました。抜け忍陽菜子も奮闘する。幼馴染の惣真も共に会社や国策の危機に立ち向かう。そうか彼女の原動力は大切な人への想いなんだな。忍者としては落ちこぼれの陽菜子だけれどもその想いには真っ直ぐだ。ボンボン和泉沢もちゃんとしているところもあって、まだチグハグではあるけれど二人の恋も進展しそうな予感。最後の穂乃香と惣真の兄、凌との関係は次巻で大きく展開しそう。しかし、実際の世の中にこんなに忍者が居たらどうにも物騒だよなぁ。2022/04/15
dr2006
52
忍者は正体を隠し現代社会に溶け込んでいる。代々続く忍者の家系で訓練を受けた望月陽菜子は、今はその身分を捨て一般企業で働いている。前作では企業買収の裏で暗躍する忍者と自分の正義との葛藤を描いたが、今作は国産に拘る自社の研究データが敵対する外資系企業に狙われる。その企業には、陽菜子と同じく忍者の里を捨てたのち独立した忍者「柳凛太朗」が付いていた。忍者の超人的能力の一つは気配を消すことだ。その為常に感情を抑制するが、身体に染みついた感情抑制能力と溢れる恋愛感情とのジレンマに揺れる陽菜子が可愛い⒲続きも読みたい。2021/12/04
かんけー
46
読了♪くノ一忍者陽奈子のお仕事任務第二弾(^_^)冒頭満員電車での痴◯撃退エピからの～？IME創業者で、和泉沢の祖父でもある会長の招待を受けて、穂乃香嬢のゴリ押しアピに負けちゃってw二人で訪問と言う具合。陽奈子は必死に否定するも？穂乃香嬢は聴く耳持たぬわ～と陽奈子を弄ります(笑)前巻の事件後別の部署へ移動と成った和泉沢をちょっとだけ心配する陽奈子だが？三十路に成ってもしっぽふりの子犬みたいな和泉沢を引き気味の陽奈子だったと♪おっとwエピソードトークが長過ぎた？中国上海企業との提携話を持って来た劉と言う男→2022/11/23
うまる
44
シリーズ2冊目。前作よりもバトルや小道具の演出など忍者感がＵＰ。お仕事の方もスケールが大きい話になって面白かったです。新キャラも続々登場で色々見どころがあったんだけど、最後の展開に全部持ってかれた～！もっと引っ張ると思っていたので、急展開にビックリ。こりゃ次の巻も読まなくてはなりませんね。巻末の穂乃香のエピソードも良かったです。2021/11/12
