マーガレットコミックスDIGITAL 美食探偵 明智五郎 6

著者名：東村アキコ【著者】

集英社（2020/04発売）

• ISBN：9784088443324

内容説明

でもただ殺すんじゃつまんないわ　マリアが姿を消して数か月。明智はかりそめとはいえ、平穏な日々を取り戻していた。そんなある日、明智は母親に強引に誘われて総理大臣が主宰するパーティー「五月晴れの会」に行くことになる。マリアは明智が行くことを知り、和菓子屋として潜入し、接触をはかる。おりしも、野点のデモンストレーションが始まり、明智親子は総理大臣と同じ席に。静かに茶席が進行していく中、マリアの企みが明らかに――！　マリアと明智の過去が重なり合うはじまりの物語も収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スター]

　またもマリアがよからぬ事を計画。意外にもマリアと明智が遠い昔の学生時代に会ったことが明かされる。この巻も面白かった。

2020/12/04

[雨]

明智さんとマリアが過去出会っていたとはね。 イチゴちゃんとくっついてほしいけどなぁ。

2020/04/27

[ぐうぐう]

毒入り菓子でマリアが狙うは、総理大臣。しかし、それはマリアの真の目的ではない。あくまで、明智を誘き出すためのトラップに過ぎない。そのことに明智も自覚的だ。「何故だ 何故 君は僕を愛した そして僕は何故悪党の君にこうも魅かれてしまうのだろうか」明智は女としてのマリアに魅かれているのではない。マリアの純粋なる悪に魅かれているのだ。「君の悪に染まってみたら僕の世界はどう変わるのだろうか」悪という毒に、明智は殺されたがっている。

2020/05/20

[十六夜（いざよい）]

明智は母親に強引に誘われて総理大臣が主宰するパーティーに行くことになった。マリアは明智が行くことを知り、和菓子屋として潜入し接触をはかる。静かに茶席が進行していく中、マリアの企みが明らかに…。まさかの総理暗殺。もうマリアが何をしたいのか、さっぱり分からなくなってきた。そして若かりし頃のマリアと明智が接触していた…というエピソード。明智は昔から明智なのね。またしても捕まるいちご。ちょっとマンネリ気味。

2021/09/08

[キビ]

隣の席の同僚と「面白い」と言い合うドラマの原作。一冊だけ読んで挫折していたけど、読んでみた。この先どうなる？読んでて中村倫也に脳内変換はされないけど、奇妙さが面白い。

2020/06/07