マーガレットコミックスDIGITAL 美食探偵 明智五郎 8

著者名：東村アキコ【著者】

集英社（2021/11発売）

• ISBN：9784088445731

内容説明

男尊女卑の時代錯誤が残ってるとこには残ってるもんなんだなあ　明智は、マリアと決別して平穏な日々を取り戻した。ある日、母親に誘われて家族ぐるみで通う老舗の日本料理屋に行くことに。どれも美味しいが、料理には創意工夫がなく、明智の高校時代から大して変わっていなかった。明智は、そこで女性の板前見習いの姿を見かける。彼女は女であるというだけで板長や兄弟子にきつく当たられ、不当な扱いを受けていた。料理も思想も古臭いと辟易して帰ってきたところ、事件が…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スター]

　この巻も面白かった。日本料理屋で板前として働く女性にスポットを当てた作品。セクハラや差別を受けていた彼女だがある日‥‥‥。 　色々考えさせられた。

2024/05/03

[どあら]

妹から借りて読了。どんな料理でも、老舗店と言われる所にはありそうなお話ですね。いちごちゃんと一緒にいる時のよしえさんは楽しそうだったのにな…😔

2021/12/13

[ぐうぐう]

男尊女卑が色濃く残る板前の世界。そこで修行をするよしえ。彼女はふとしたはずみで殺人を犯す。決して殺すつもりで振るった暴力ではないが、虐げられてきた怒りがそこに込められていた事実は決して拭えない。そんな事件を前に、明智は裁くのではなく、あくまで真実を明かそうとする。最後によしえの下した決断と、それを許容する明智に、今巻の主題が滲み出る。

2022/05/03

[にゃうぴょん]

面白かったです。また新しく悪女が誕生してしまいました。明智さん罪深いなぁと思いつつ続きを楽しみにしています。板長さんにはイラッとしました。

2022/04/08

[毎日が日曜日]

★★★

2022/01/03