内容説明
パーティを追放されたクロムは、『闇』の能力【固定ダメージ】を使って、かつてのパーティメンバーへの復讐を始める。元師匠で賢者ヴァレリーの弟子・マイカを追い、とある村へとたどり着いたクロムたち。そこで彼らが目にしたのは、マイカに惨殺された村人たちの死体の山だった……。
すべてを失った時、その男の無敵スキルは発動した――さあ狩り<リベンジ>の始まりだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
24
【BW読放】師だったヴァレリーへの復讐は果たしたものの、逃がした弟弟子を追うクロムたちが辿り着いた先で見たものは惨殺された死体の山で…。と、またも暗く重い導入から始まる復讐劇第2弾。『復讐を始めよう』と言いつつも、物語は【光】と【闇】の成り立ちなど世界の根幹に関わる展開にシフトし、従属者のシアとユリンとのラブコメムードも漂いだして、第1巻のようなシンプルかつダークな復讐劇ではなくなってきたように思います。となれば、物語の行き着く先は、単純に勇者パーティー全員に復讐して万歳!とはならないのでは…?うーむ。2023/02/28
しまふくろう
15
ギブアップ。絵だけはとても良かった。 物語は復讐そっちのけで世界の謎とか力の根源的なあれこれが出て来たりいきなり渋い脇役が幅を利かせる話。 なんか壮大なスケールを書きたいのは伝わってくるんだけど、だったら最初から世界の謎に迫るとかそういうテーマで描けば良いんではなかろうか。書いているうちにタイトルからズレてくるのか、元々刺激的なタイトルで読者を釣って騙そうと企んでいるのか、作者の魂胆が気になった。2021/02/28
あうたん
0
★★★☆☆2024/09/08