小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫

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小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫

  • 著者名:森戸やすみ【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 内外出版社(2020/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862575081

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内容説明

内容紹介
子育ては楽しいもの。でも、親子に不寛容な風潮や育児デマなどによって、不安や迷いを抱える保護者は多いでしょう。そこで小児科専門医で二児の母である著者が、日々頑張っている保護者のみなさんに「ポイントを押さえたら、だいたいでいいんだよ」と伝える本です。


もくじ

はじめに

第1章 子育てをもっとラクに
出産の痛みや苦労と、子どもへの愛情は関係ない
なんでも親のせいにできる“愛情不足”はスルーして
“3歳児神話”はもう古い! 保育園に預けても大丈夫
子連れ出勤ではなく、働き方改革が必要です
父親も育児参加できるよう排除しないで後押しを
“スマホ育児”批判は、あまり気にしなくていい
ベビーカー論争の結論は!?自由にお出かけしよう
祖父母世代と親世代のギャップの埋め方とは

第2章 心配になりがちなこと
赤ちゃんを寝かせて、産後うつを予防するには
泣きやまないのは、親の対応のせいじゃない
手のひらや足の裏のほくろは、病気のしるし?
「どうして食べないの!?」と自分と子を追い込む前に
大きい、小さい、やせている……、それぞれの発達の悩み
発達は早いほどよくて、英才教育は必要なもの!?
子どもの服は薄着がいい? それとも厚着がいい?
日々のボディケア、どこまでやるべきか

第3章 よくある子育てのデマ
その育児情報サイト、本当に正しいでしょうか?
“〇〇フリー”は、必ずしもいいものとは限らない
9時に寝ないとキレる子になる……わけがない!
根拠のない“母乳信仰”に追いつめられないで
子どもが摂っていいもの、いけないもの(飲みもの編)
子どもが摂っていいもの、いけないもの(食べもの編)
離乳食の開始を遅らせたら、アレルギー予防になる!?
ワクチンは怖いというデマはどうして生まれる?
インフルエンザワクチンに効果があるかどうか
なるべく薬を飲まないほうがいいと言うけれど……

第4章 小児医療の正しい知識
子どもの医療についての正しい情報はどこにある?
小児科なのか他科なのか、迷ったときには……
見つけておけば安心! 頼れるかかりつけ医
小児科での“聞き忘れ”、どうしたらなくせる?
くり返し風邪をひいても心配しすぎないで
急に発熱したときも、慌てず対処するために
子どもの嘔吐下痢症は、とても身近な病気です
子どもが便秘のときに家でしてあげられること
薬について守ってほしいルールがあります
感染症からの回復後、登園・登校はいつから?

おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

114
小児科の先生が書かれているので、情報サイトの間違っている情報とか、正しい情報サイトとかを教えてくれていたり、病気の時の対処法も詳しく書かれていたので、赤ちゃんがいる方は読むと指針書になると思います。特に熱がある時に薬を飲んでも意味がないということは、あまり知られていないのでは?と思います(病院で風邪であるかは確認する必要がありますが)。ご自身も2人の子どもを育てられているので、ママ目線で寄り添ってくれる感じです。インフルエンザワクチンは打った方がいい事を知りました(取り敢えずはコロナが落ち着いてから)。2021/09/20

kitten

12
図書館本。子育てに「こうでなきゃいけない」という正解はない。タイトルは「だいたいで大丈夫」だけど、中身はそうでもなかったな。タイトルが秀逸だと思う。内容は、子育てに関する最新の知見。別にスマホみせたらあかん訳はないし、夜寝なくても問題ない。食べなくてもいいよ、そのうち食べるから。今の世の中は情報が多すぎて、変なものにはまってしまうと大変。そういう意味ではタイトルどおり、「だいたいで大丈夫」困った親に対するフォローがあるとよい。悩んでいる母親向けの本だけど、なぜ子育ては母親と決めつけてるんだ?って思った。2020/11/20

kitten

10
図書館で既読。今回、後輩が産休に入ることになったので、何かプレゼントを、と思い、この本にしてみた。で、自分で先に再読。うん、この本は中身も素晴らしいけれど、タイトルが特に素晴らしいと思う。贈る相手が読んでくれるかどうかわからないけれども、最低でもタイトルの意味さえ理解できたら、それでいいかな。母親が追い詰められない世の中になればいいな。ただ、この本も2020年初版なのね。もう3年前なのか。少し情報が古いかも??2023/05/15

鳩羽

8
子供を持つ親に、育児を思い詰めすぎずに楽しんでやっていけるよう、日々の世話や心配事に対してのだいたいの基準を提示してくれる本。誰もが一度は悩むことや、胡散臭い情報などがだいたい幅広く網羅されていて、子育てで皆が何に困っているのかを一望することもできそう。医者でも絶対と言えないことも多く、親の観察と専門家への相談がタッグを組むことが大事なのだなと思った。両親は2人いるという言葉が何回か出てくるが、言うなら社会にはもっと大勢の大人がいるわけで、子育て可能な社会というビジョンはもっと広く共有されて欲しいと思う。2020/07/13

織川 希

5
★★★☆☆ 子育ての押さえどころを学べる本。本書は子育てにまつわる根も葉もない話に惑わされず、今の医学的知識の範囲で正しい行動を取りましょうと教えてくれる本。「子育てはだいたいで大丈夫」というタイトルとは裏腹に、気に留めておくべき子どもの病気症状を細かく教えてくれる。「だいたいで大丈夫」とは、インターネットや一部の医師が「○○は危険」とか「○○しないとダメ」などという話について「そんなことはないから大丈夫」と教えてくれるというものだった。親としては必要以上に自分を責めず、子供の様子を注意深く観察したい。2023/04/15

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