内容説明
累計100万部突破の〈もぐらシリーズ〉、新章第二弾!
リゾート開発の利権を求め、沖縄の聖地に張り巡らされる黒い罠。
もぐらの血が覚醒した竜星に襲いかかるのは、最凶の伝説を持つ武闘派ヤクザだ!
座間味組を解散に追い込んで一年余、「もぐら」こと影野竜司の血を引く竜星は平穏な日々を送っていた。その頃、座間味組最凶の武闘派として恐れられた綱村啓道が、二十年ぶりに刑務所から出所しようとしていた。波島組の生長から組解散の経緯を聞かされた綱村は怒りを爆発させる。竜星らを取り囲む幾重もの罠。最強の血と最凶の拳が衝突する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
250
最強の男『もぐら』こと影野竜司の遺伝子を引き継ぐ高校生の竜星第2章。天性の強さと賢さ、優しさを兼ね備え、生きる道を模索している。沖縄リゾート開発の利権を巡る不穏な空気が漂う。ヤクザ、政治家、企業家どもは、障害となる者達の命など塵とも思わない。さらに、長い懲役を終え伝説の超武闘派男が出所。帰る筈の組が竜星達に潰されていたことを知り激怒!ヤバい!ヤバい空気が覆いつつ300頁を越えてもお馴染みの激闘シーンが始まらない?『波濤』うねる大波!これまでと毛色の違う展開が父を越えた大きな男への成長を期待させる!‼️🙇2020/06/11
GAKU
48
もぐら新章のシリーズ第2作。武闘派ヤクザとして恐れられ、二十年振りに刑務所を出所した綱村、主役の竜星共に370ページのうち、300ページくらいまで活躍の場面なし。ラストのアクションも、従来の矢月作品に比べたら大人しめ。今回は肩透かしでした。矢月さんの作品ではよくありがち。とは言え第3作も図書館から借りているので、次は期待しつつ読んでいきます。 2021/09/10
Junichi Yamaguchi
31
『嘘をつく者は、相手から視線を逸らさない』… 新シリーズ2冊目。 大きな展開への布石のようなプロローグの続きといったところかな⁈ 次作を期待して待とう。。2020/04/12
きさらぎ
29
新章の主人公って竜星だと思うのだが影が薄かった。今回はもぐらの強さのおさらい&新世代の舞台設定的内容だからこんなものかな?次作に期待。2020/07/05
むつこ
25
新章シリーズ2作目。リゾート開発の利権と20年余りの刑期を終えるヤクザの男が沖縄にやってくるキナくさい展開。暴力団の組自体はない状態の中でも、元ヤクザだったり半グレは暮らしているわけで・・・沖縄の名前や土地名が独特だし、半グレなのかヤクザなのか年齢もわかりにくくイメージがわかないので海外小説や歴史小説のように読んでいて時間がかかる。それでも高校生の若さってイイ。主人公の出番は少ないがいっぱい悩んで進路を決めて欲しい。2022/11/26
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