アマネ†ギムナジウム(6)

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アマネ†ギムナジウム(6)

  • 著者名:古屋兎丸【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065189436

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内容説明

自身が創造した「球体関節人形」の少年たちが住む架空のギムナジウムと、現実の東京の二重生活を楽しむ人形作家・宮方天音。ある日、送られてきた一冊のノートに描かれていた「ストーリー」の通りに少年の一人・フィリクスが自殺するという衝撃的な事件が起きた。しかし、天音の必死の「治療」によりフィリクスは奇跡的によみがえる。そして、夢にまで見た少年たちとの東京での生活が始まった。しかし、「過去」は天音に目を背けることを許さなかったーー天音の秘密を握る同僚・笹井の導きで訪れた廃校で、自身が封印していた少年たちの「出生」に関わる過去を思い出す。消し去った過去をたどる【天音少女期編】の幕が開くーー。古屋兎丸が描く《球体関節人形少年群像劇》、待望の第6巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

20
人形達が現実世界に侵入する。それは、創造主への反乱なのか。いや、そうではない。天音が封印した過去を、そのパンドラの箱を開けるための行動だ。記憶が甦ったことで天音は知る。自らが作り出した人形は、現実に起こった出来事により生まれたのだと。人形は、かつて人間だった。そもそも現実世界に住んでいた者達だったのだ。人形が現実へ侵入するのは、反乱でもなんでもない。自分達が生まれた根源を知る行為に他ならない。世界の反転をさらに反転したその世界は、やはり現実なのだ。益々凄みを深めるこの漫画は、ついに次巻、完結を迎える。2020/04/05

わち ⊱^>ω<^⊰ฅ

5
闇だった。衝撃的。 アマネの過去は明かされた。 笹井さんのヒミツは…? 次巻は最終巻!2020/04/16

shonborism

1
天音の過去が明らかになる衝撃の巻。闇が深すぎる。笹井さんは誰で、最終巻でこの物語がどう浄化される(またはされない)のか気になって仕方がない。2020/05/23

真霜

1
天音の過去より生まれたこのギムナジウム。もう一度1巻から読み返すと全然違った印象になりそうで、重たい雰囲気ながらもその構成力に圧倒されました。あの出来事が生身の人間でのやり取りになると、こんなにもやけにリアルに、恐ろしく感じるのだな……と思ったりも。全てが分かり出すなかでどう収束していくのかが気になります。そして笹井さんの存在も。人形という非現実的要素をモチーフにファンタジーが強くはならず、地に足がのついた物語が描かれる秀作です。美しいですが、次巻完結が寂しくもあります。2020/05/03

をとめ

0
電子2020/09/11

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