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内容説明
宮方天音(27歳)。年齢=彼氏いない歴。門前仲町にある築80年の一軒家に住み、派遣社員をしながら、人形作家をしている。ある日、贔屓の画材屋から古い粘土を譲り受け、ドイツの全寮制の「ギムナジウム」をテーマにした7体の少年の人形を作り上げる。その粘土には秘密があるという店主の言葉を思い出し、天音が人形たちにキスをすると、光が放たれ、彼らが動き出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
31
これは、楽しいです、天音を応援したくなりますねー。派遣で地味子の宮方天音ちゃんは実は球体関節人形の作り手なのです。萩尾望都先生に影響されてギムナジウムで過ごす7人の人形を不可思議な粘土で完成させたら、人形たちは動き始めました。天音は人形たちと楽しく過ごす事を決意して自宅を改造してドイツの寄宿舎を再現してそこに彼らを住まわせます。しかし、ひょんなことから天音の方が人形たちの世界に飛び込んだ様な事に?帝一の國が大ヒットして少しは知名度が上がったにも関わらず相変わらず自分の好きな路線を曲げない兎丸先生、素敵です2017/06/30
ぐうぐう
31
面白すぎる! 球体関節人形とギムナジウム少女漫画。こう聞けば、ついつい1970年代の話かと思ってしまう。連想するのは、澁澤龍彦の書斎に飾ってある四谷シモンの人形、そして『トーマの心臓』、あるいは『風と木の詩』。けれど、『アマネ†ギムナジウム』は、現代を舞台にしている。派遣社員の宮方天音の裏の顔が人形作家。彼女が展示会のために作った7体の人形が、ある日、動き出す。いわゆるピノキオものだが、実に現代的なアプローチと感覚に、この漫画は溢れている。と同時に、ぶっ飛んでもいる。いやあ、古屋兎丸、サイコー!2017/04/23
N島
25
球体関節人形というディープな素材を扱いながら、ライトな読み口で魅せる手法に、兎丸先生の確かな漫画力を感じます。下地作りに終始した感のある第1巻。閉じた世界の中に広がる物語の可能性に胸を高鳴らせつつ、今後の展開に大いに期待させて頂きたいと思います。2017/05/05
天の川
20
「トーマの心臓」をこよなく愛する派遣社員兼業の球体関節人形作家の天音。貧乏生活に耐えながら作った、中学生の時に考えたギムナジウムのお話に登場する7体の少年達が動き始めて…。ヲタクの天音が人形たちに翻弄されて右往左往するのが笑える。周りに変人扱いされているのを十分自覚し、自己肯定感が低い彼女に先輩社員のイケメン笹井さんがどう関わっていくのかも楽しみ。面白いわ~。2017/04/27
TKK
19
主役たちがドール!球体関節人形の少年たち!そしてギムナジウム!めっちゃ小生意気でめっちゃ純粋な、願わくば「トーマの心臓」のような物語を期待しちゃいます。BL要素も入れてほしい笑。次巻待ち遠しいです。2017/05/07
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