戦慄の魔術師と五帝獣 3

著者名：戸津秋太【著】

宝島社（2020/03発売）

• ISBN：9784800256751

内容説明

大激闘の末、父・アレックスを打ち倒したフェイ。しかし、その勝利は、追い詰められた末に自ら封印した五帝獣の力を借りて掴んだものだった。 不甲斐なさに落ち込むフェイの気持ちとは裏腹に、学園には明るい夏が訪れていた。フェイ、アイリス、ゲイソンは、生徒会のメンバーと一緒に、海水浴へ出かけることに。だが、そこには宿敵、ブラムの姿が!?そして、なにやら魔族も不穏な動きを見せ始め……。大人気学園ファンタジー、待望の第3巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ラノベの王女様]

しらこみそ先生のツイートにあったシェリルが可愛いから買っちゃった！狐で巫女服なのよ！ヤバいわ！月夜涙先生でなくともキュンと来ちゃう造形！あたしのアドバイスを参考にしたのか、今巻では口絵の人物紹介が豪華になってたわね！指摘を即座に反映するなんて、流石は戸津秋太先生！さすとつ！

2016/06/15

[真白優樹]

自らの無力に思い悩む中、合宿で海に向かう今巻。―――無力と揺らぎ、そして解放。復讐という目的を胸に冷徹であろうとするフェイ。だが冷徹になり切れない彼は本来は優しい子であり、どこかでやはり無理をしているのではないか。妹に対して無意識で砕けた言葉を使っていたし、本当はどこかで少なくとも妹に対しては親愛の情を向けているのではないだろうか。今のままでは進めないフェイは最強の精霊を解放した事によりどう進んでいくのか。蠢く魔族の思惑はどこへゆくのか。拝領した領地の運営はどうなっていくのか。 次巻も楽しみである。

2016/07/15

[くるみ＆かえで]

☆4

2019/04/18