内容説明
国王勅命により、王都へ呼び出されたフェイ。そこには、かつて自分を暗殺しようとした父・アレックスの姿もあった。国王からの処罰の宣言に激昂したアレックスは、己が息子を叩きのめさんと決闘を挑む。一方、学園生活では魔術師仲間と楽しい日々を送っていたフェイだが、ブラム等精霊術師からの蔑みは消えず、苦しむ。それに呼応するように、五帝獣の影がフェイの記憶から蘇り始める――。魔法×精霊×バトルの超王道ファンタジー、待望の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラノベの王女様
3
しらこみそ先生が描く女の子って、衣装とポージングが絶妙にマッチしてるのよね。露出を最小限に抑えた青の薄着を身に纏い、ツンデレっぽい口調でフェイを労る口絵のフリール。一五四ページのアイリスもあたし好み。後方に揺らめく制服と、前方でわずかばかりの自己主張をする、小さく膨らんだ胸。彼女の魅力を惹き立ててるわ。やっぱり制服っていいわね!JK最高!後は一巻のレビューでも書いたように、登場人物が多すぎんのよ!フェイ以外の主要キャラが口絵の人物紹介にいないのも、分かりにくさに拍車を掛けてる。三巻では改善しなさいっ!2016/03/28
真白優樹
2
父親との決闘、精霊術師達の教室との対抗戦に挑む中、最強の精霊が再び還ってくる今巻。―――悲しいほどまでにすれ違い、そして最強は目を覚ます。本当、このフェイという少年は時々見ていて痛ましくなるくらいである。それほどまでに自らの心の大事な部分を歪ませて曇らせ、悲しいほどに一つの事に突き進む。その心の闇は決して晴れてはいない。妹のエリスは必死に歩み寄ろうとするもその思いはすれ違い届かず、そして自らを憎む父親を最強の力で叩きのめす。・・・本当、彼はもう少し周りを見て自分の心に素直になった方がいいんじゃないか。2016/03/06
楸
1
お!一人出てきた!!という感じで、しかしもっと早く登場していただきたかった感じもするなぁ…。キャラクター増えてきてそのうちだれかいなくなってそう。ま、主役は主人公だからそこら辺は好きに書いてくれ!2016/05/20