内容説明
群さん、さすがの観察眼です!
身近な生きものたちの面白すぎる実態が、愛情たっぷりに綴られた抱腹絶倒のエッセイ。
猫、犬、ハツカネズミ、モルモット、セキレイインコ、熱帯魚……幼い頃から生きものと一緒に暮らしてきた著者。うわさ話をする度に眠りから覚めて耳をそばだてる婆さん猫、道路上の轢死体と化す事に執念を燃やす猫など、鋭い観察眼で彼らのしたたかさを見抜くが、そこには深い愛情があった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菜穂子
59
単行本で読んだ。出てくる動物はネコだけでなく、鳥、ハチやハエまでも。動物達が人間味があり、笑いに溢れている。毎日一人でいるオフィスに訪ねてくるハチのはっちゃん。小さな生き物にも五分の魂を超える愛おしさ、癒されました。2018/11/30
ぽろん
40
肩肘張らず、サクッとクスッとふーんと読了。猫だけじゃなくて、身近な動物達のエッセイ。インコのピーコやサボり上手な働き蜂のはっちゃん、死んだふり上手な猫ちゃん等々、話盛ってませんかー⁈笑2018/07/01
hitomi.s
16
楽チンな本が読みたくなって表紙買いタイトル買いをしたこの本。猫にも犬にもロバにもアヒルにも、見かけると対等に話し掛ける私なので、群ようこさんのこのエッセイは大ヒットでした!電車では要注意だ。ニヤニヤしちゃう。たのしくて!うれしくて!平成おわり。終わり良ければなんとやら。ニヤニヤ。2019/04/29
いちりんご
12
初読みの作者さん。私も実家で猫2匹を飼ってるけど、ほんとうに気ままで自分勝手(笑)それでも可愛がってしまう不思議さ。エッセイを読んで動物にも個性があって、動物たちとかかわる人達の個性も見えてきて面白かった!もっと街中の動物達に目を向けてみようと思ったのでした。2018/07/04
みかん
11
生き物に関するエッセイ。犬、猫ばかりではなく、鳥、猿、鹿、ハエやアリ等々。ウナギをペットにしている人もいたっけ。2021/02/17