内容説明
心は魂なのか、それとも計算機に過ぎないのか。二つの解釈がぶつかりあう壮大な探索の物語。
目次
心とは何だろうか
心をめぐる思索―アリストテレスの心理学
「心理学」という表記の成立
新心理学とは何か―近代科学革命と科学的実験心理学
精神物理学から生理学的心理学へ
日本の心理学
新心理学、科学的実験心理学の自立
パラダイム・シフト―意識心理学から行動心理学へ
新行動論と心の理論
認知心理学の台頭―情報処理システムとしての心
情報処理システムとしての心の仕組み
第一次認知革命
第二次認知革命へ
著者等紹介
西川泰夫[ニシカワヤスオ]
心理学史、認知科学。文学博士、上智大学名誉教授・放送大学客員教授。1939年千葉市に生まれる。1964年慶應義塾大学文学部哲学科心理学専攻卒業。1966年同大学大学院社会学研究科心理学専攻修士課程修了。1969年同博士課程単位取得満期退学、上智大学文学部助手。1970年上智大学文学部専任講師。1974年同大学文学部助教授。1981年同大学文学部教授。1998年同大学名誉教授、北海道大学文学部心理システム科学講座教授。2000年北海道大学大学院文学研究科教授。2002年放送大学教養学部・同大学院文化科学研究科教授。2010年同大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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