ビッグコミックス<br> しっぽの声(6)

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ビッグコミックス
しっぽの声(6)

  • ISBN:9784098605576

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内容説明

責任の取れない「かわいい」は罪だ!!

奄美郡島に生息する希少な固有種・アマミノクロウサギ。
黒兎島では、そのウサギたちを守るために、
野良猫をノネコと呼び名を変えて、駆除する
「ノネコ管理計画」が進められていたーー

動物保護シェルター所長・天原士狼と
獣医師・獅子神太一は、
1000頭のノネコの命を守るため、
難題充つる島へ旅立つ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

35
犬猫交互の表紙から、いきなりの…最初ネズミかと思いました。希少な野生動物を優先して考える欧米に、日本が小笠原諸島で行った猫のプロジェクトは驚きをもってとらえられたと聞いています。どの国も、もともとは手探り。日本らしいやり方を徐々に見つけていくしかないんだよな、と思いつつ読みました。2020/08/24

manamuse

18
犬猫、うさぎ・鳥→絶滅危惧種や外来種まで話が広がりすぎて複雑で分かりづらい。王子様…いや、しろちゃんは一体何者なんだろう。ノネコと野良猫の違い…つくづく人間は勝手だ。2021/02/21

友蔵

12
ペットを飼おうとする人は、その前にまずこのシリーズを読んで欲しい。2021/03/28

ochatomo

12
メインは絶滅に瀕すアマミノクロウサギと駆除されるノネコ問題 関係は複雑で読み応えある アマミトゲネズミがY染色体をもたず、その研究が哺乳類絶滅の危機を救うかもしれないことが印象深かった その他、犬の認知症、狂犬病予防も描かれる 初出2019年 2020刊2020/04/22

すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です

11
奄美群島黒兎島?天然記念物アマミノクロウサギが生息している。アマミノクロウサギは島内の生息数が激減。ノネコが原因の一つだ。ノネコは勿論人間が持ち込んだ元イエネコ。今このネコ達は駆除の対象になっている。本書ではアマミノクロウサギ保護の立場の人から愛猫家まで様々な人達が登場する。私はどちらかといえば自然保護者であって一般的動物愛護者ではない。でも動物は可愛いと思っている。だがアマミノクロウサギや猫のように目立つ生き物だけが保護対象になり地味な小さきもの達が消えても気にしない風潮は納得できないという面もある→2020/03/02

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