集英社文庫<br> 大塩平八郎の逆襲 浮世奉行と三悪人

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集英社文庫
大塩平八郎の逆襲 浮世奉行と三悪人

  • 著者名:田中啓文【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 集英社(2020/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087440645

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内容説明

天下の豪商・鴻池善右衛門が命を狙われ、不気味な予告とともに下寺町一帯が火の海に包まれた。大坂に続発する怪事件! 折しも同心・皐月親兵衛は、大塩平八郎の残党が再び乱を起こすとの情報を掴むが、なぜか町奉行所は動こうとしない。横町奉行の雀丸は泰平の世を終わらせんとする巨大な陰謀に直面するが、そこにペリー率いる黒船が来航し……。度肝を抜く展開を見せる好評シリーズ完結編。

目次

三すくみ崩壊の巻
黒船来航の巻
終幕 浮世の義理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

63
シリーズ完結、にして最高傑作(だと思った)。徳川の世に不服を唱え、太閤秀吉の隠し財産を頂戴してお城をぶっ飛ばす!と壮大な陰謀を諮ってアメリカから帰国した男。彼の名は大塩平八郎。大塩の乱以降、彼が死んだとか生きているとか密かにアメリカに渡ったとか噂は尽きねど…生きていた!という設定。史実の中に虚実入り混じり面白い。その計画を阻止しようと大坂から駿府にやってきた雀丸一行がペリー総督に出会うわ、清水の次郎長一家と共に闘うわ、小説なんでもありの楽しさ。幕末に向かって日本が動くこれからの世を予想するが如くの最終巻。2020/01/05

kei302

38
シリーズ開始当初のフワフワほわほわ脱力カラーが巻を重ねるうちに巻き込まれる事件が大きくなる。前作はジョン万、最終巻の本作では大塩平八郎(を語る反逆者たち)と時代の流れに取り込まれてゆく雀丸。私は、ネコトモのお園ちゃんに一票でお願いします。2020/05/06

31
さくさくと♪完結とは残念です。これから文明開化に向けてどうなるのか読みたかったです。雀さんは、お園さんを選んだかな?2020/02/18

美月0217

30
横町奉行雀丸さんのシリーズ完結! ああ・・もうこの出演者たち?に会えないんだなあ・・ なんだかんだと皆さん仲良し! どっちとくっつくのかも分からず・・そこがまた良いところ!雀さんのおばあさんもなんだかんだと好きだわ♪2020/01/12

Norico

21
シリーズ読んだり読まなかったりしてるので、全部の話把握してないけど、雀丸が今回もひょうひょうとしててよいなぁ。横町奉行も三すくみも無事でなにより。2020/02/01

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