集英社文庫<br> 鴻池の猫合わせ 浮世奉行と三悪人

個数:1
紙書籍版価格
¥814
  • 電子書籍
  • Reader

集英社文庫
鴻池の猫合わせ 浮世奉行と三悪人

  • 著者名:田中啓文【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 集英社(2018/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087457445

ファイル: /

内容説明

豪商・鴻池家の肝煎りで大々的な猫の品評会が開催されることに。猫好きの庶民やお近づきを狙う商人たちが色めき立つ中、市内では不思議な生き物の目撃談が続出して――(「鴻池の猫の巻」)。江戸の秘仏ご開帳を控えてんてこ舞いする雀丸の前に、長崎で医術を学んだという朋輩が姿を見せた。とある件で力を借りたいというのだが――(「ご開帳は大乱調の巻」)。活気あふれる江戸期の大坂を描く第3弾。

目次

ご開帳は大乱調の巻
鴻池の猫の巻
出入りの毎日の巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

44
シリーズ3作目。今回は新顔も登場でますます面白くなる横町奉行の雀丸。寺院の秘仏の出開帳でひと騒ぎあったり、女侠客の鬼御前が生死を彷徨う病気に。猫の一番を決める猫合わせで色んな画策がある中選ばれた猫は?!そんな中、摩訶不思議な生き物UMA(幽魔)出現。正体を知って笑ったわ。江戸時代だからこそ不思議がられた生き物ってことは現代我々がUMAだと言ってるものも後数百年経てば普通にいるのかしらん?とか思ったりして。テンポのいい会話が落語みたいで毎度楽しい。雀丸をお婿にぜひとの話も、次回に続きそうで楽しみ!2018/07/03

美月0217

32
新たな登場人物がでてきて、おもしろくなりそう♪ どの話も安心して読める(笑) 雀さんの飄々とした感じがいいですね~2018/07/11

真理そら

29
瀬川貴次さんのすごく真面目な解説付き。キャットショーで優勝する猫は素晴らしいけれど、飼い主は自分ちの猫が世界一だと思っているよね、うん。鴻池父娘に気に入られてしまった雀丸、園ちゃんはどうなるんだろう。読者にとしては園ちゃんをを応援したいけど、鴻池父娘のキャラもいいしなあ…とにかく早く続きが読みたい。2018/09/20

Hugo Grove

25
今で言うキャットショーの猫合わせ。雀丸の言う通り、飼い主にとっては我が子が一番かわいい。それぞれどの子もそれなりのチャームポイントがある。そうそう、うちのこたちもかわいいよ。2018/09/15

25
さくさくと♪雀さん、モテますねぇ。幽魔の方がUMAよかしっくりくるような。さきさん達の次の手が気になります(^^)2018/07/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12831285
  • ご注意事項

最近チェックした商品