富士見L文庫<br> 旺華国後宮の薬師 2

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富士見L文庫
旺華国後宮の薬師 2

  • 著者名:甲斐田紫乃【著者】/友風子【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2020/02発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040735092

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内容説明

皇帝・朱心から妙に気に入られ、専属のお薬係に着任。
さらに、官女から貴妃に昇格した英鈴。
ところが、後宮内にて最近『英鈴特製の安眠茶』が出回っているという噂が。
身に覚えがないのに、薬茶を飲んだ嬪が中毒症状を起こしたことで「毒を売りつけられた」と騒ぎになってしまう。
しかも、そのせいで皇帝のお薬係を解任されることに。
窮地に陥った英鈴は、身の潔白を証明するために後宮内を探り始める。
しかし、薬茶の正体を掴むと同時に、踏み込んではいけない『5人目の妃』の謎が絡んできて……?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

75
新刊。前回、貴妃にまで昇進した英鈴が更に後宮の『毒』に巻き込まれ、心折られそうになりながらも奮闘します。妃になるほどドロドロだな〜!王淑妃、麗和など今後も活躍してくれそうな謎新キャラも!笑 呂賢妃のキャラも謎なままだし、英鈴の気持ちにちょっと変化が見られたくらいで朱心との仲も特に進展せずもう少し甘さが欲しい〜(≧∇≦)…が、最後の一行で思わず「えっ!!」と言ってしまいました。笑 続刊も期待できそうで楽しみ♪2020/02/22

よっち

34
皇帝・朱心の専属のお薬係に着任し官女から貴妃に昇格した英鈴。しかし後宮内にて最近身に覚えのない『英鈴特製の安眠茶』が出回り、薬茶を飲んだ嬪が中毒症状を起こしてしまう第二弾。貴妃になったもののどこか実感に乏しい英鈴と、平民出身の彼女を目の敵にする他の貴妃たちの存在、安眠茶による中毒事件で疑われる英鈴。王寂妃のような興味深い新キャラも出てきましたけど、結果的に今回もまた頑張って上手く使われちゃったというか…(苦笑)どうやら冗談で済まなそうな朱心の真意を思うと、思いとは裏腹に今後もいろいろ巻き込まれそうですね。2020/04/08

よっしー

18
皇帝陛下の後ろ楯…というか信頼はあれど、まだまだ英鈴の信頼できる人物は少ないですね。今回の騒動が落ち着いたら、また少しは変わるのでしょうか。 にしても…やはり後宮というか女の園は恐ろしいです。人を蹴落とす為の陰謀が渦巻いてる、女だけだと余計に醜い争いとなるのは今も昔も変わらないのでしょうね。そして、外面が良い人ほど何を秘めているのか分からない…。人間、素直が一番ですね(笑2022/02/16

はなりん

13
薬師になって誰もが飲みやすい薬を作る夢を持つ平民の女の子が妃となって薬の知識で出世?していく物語第2弾。うーむ。なんだかなぁって感じ。一人で頑張ってるんだけど、それがなんか違和感。腹心の相談相手や侍女や宦官もいない。妃なのに?起こっている問題解決とかは面白いんだけど。味方が少ないのが、読んでて不安。2021/08/08

豆乳くま

11
薬屋の娘後宮で思わぬ昇進、貴妃になる第二弾。後宮内で貴妃英鈴の処方した「安眠茶」が流行り出したが本人全く関与せず、案の定お茶を服用し中毒症状で倒れる者も出て、英鈴の名誉が落とされて・・・。セオリー通りだから読みやすいがそれ以上ではない。皇帝朱心がもう少し魅力的にならないか。もう少し甘さが足りない。2021/11/01

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