内容説明
まもなく先帝の喪が明け、皇帝朱心の時代を迎える。
つまり、立后も目前。
しかし皇位継承の儀が、前例のない不吉な失敗に終わってしまった。
すると英鈴の実家から呪いの道具が見つかり、そのせいで儀式が失敗したとして英鈴は後宮を追放されることに。
儀式の失敗に、冤罪。
何かがおかしいと感じた英鈴は、幽閉先から抜け出し、この謎を解くために奔走する。
すると、英鈴だけでなく呂賢妃も同じ容疑で後宮を追い出されたと聞き……!?
「これは、陛下を廃位させるための罠よ」
『薬』で朱心の危機を救えるのか――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
48
シリーズ最新刊。朱心の皇位継承の儀が不吉な結果に終わり、英鈴の実家&呂賢妃に濡れ衣が着せられ共に後宮追放となる。朱心の手引きで秘密裏に捜査を進める英鈴。呂賢妃の実家の内情や、呂賢妃と英鈴の関係性の変化、安否不明だった紫丹の存在、朱心からのアレ(&心の変化!?)など…いつになく激しく変化の多い展開で見どころたくさん。色々問題も払拭され、英鈴の夢も近付いてきた実感が得られた巻。2人の関係性だけ若干物足りないけど(後宮だよ!?笑)、幸せになってくれるといいなあ。次巻、呂賢妃がどう変わってるのかも楽しみ。笑2022/08/21
よっち
30
まもなく先帝の喪が明けて、皇帝朱心の時代を迎え立后も目前。しかし皇位継承の儀が前例のない不吉な失敗に終わってしまい、英鈴の実家から呪いの道具が見つかる第六弾。呪いのせいで儀式が失敗したとして後宮を追放される英鈴。呂賢妃もまた同じ容疑で後宮を追い出されてしまい、幽閉先から抜け出して、朱心の助けも借りながらこの謎を解くために奔走する英鈴。秘密裏に捜査する彼女の頑張りもあって、ようやくいろいろな問題も解決に向かいましたかね…。そろそろ英鈴も覚悟を決めて立后されることになるのか、続刊の展開に期待したいところです。2023/06/05
はなりん
13
朱心の皇位継承の儀式が不吉な失敗に終り、英鈴と呂賢妃が冤罪で後宮を追放される。英鈴は朱心のために幽閉先を脱出して、真相究明に奔走する。薬の知識と行動力で解決していくんだけど、なんか物足りない。何が?って思うんだけど、うーむ?なんだろ。2022/10/29
零崎夢織
4
時間がないので登録のみ2024/04/06
withyuko
4
5巻を図書館で借りて読んだらどうしても続きが読みたくなり最新刊は電子版を買っちゃいました。最初から、皇帝の即位の儀式がうまくいかず、英鈴の実家の薬店や呂堅妃様まで陰謀で皇帝を呪詛した罪を問われることに。またもや謎を解き明かして、最期は思った通りの展開にはなってたけど。面白くてイッキ読み。2022/09/11