金時計

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紙書籍版価格 ¥1,760
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金時計

  • 著者名:ポール・アルテ/平岡敦
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 行舟文化(2020/02発売)
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  • ISBN:9784909735010

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内容説明

・ポール・アルテ五年ぶりの新作!
・カバーイラストはポール・アルテ氏自身の筆によるもの。
・傑作『あやかしの裏通り』に続いての、「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ邦訳第二弾。

1911年の冬――霧深い森にそびえる山荘「レヴン・ロッジ」。貿易会社の辣腕社長ヴィクトリアが招いたのは、いずれも一癖も二癖もある男女。ヴィクトリアの弟・ダレン、アーティストから転身した副社長アンドリュー・ヨハンソン夫妻、アンドリューの秘書のシェリル。アンドリューはシェリルとの浮気に溺れ、妻のアリスはとうにそれに気づいている。ダレンは金と女にだらしない男で、山荘で出会ったシェリルにも気がある様子……そんな顔ぶれが揃った朝、森の中で死体が発見される。現場は完全な「雪の密室」だった。
1991年の初夏――劇作家アンドレは、子供の頃に観たサスペンス映画を探していた。スランプに陥っていたアンドレは妻のセリアの助言もあって、自身の創作の原点といえるほどの影響を受けながら、タイトルすら忘れてしまったその映画にもう一度向き合おうとしたのだ。隣人の勧めで、アンドレは映画マニアの哲学者モローを訪ね、彼の精神分析を通じて少年時代に立ち返っていく……。
金の懐中時計、磔刑像、そして“存在しない戯曲『黄衣の王』――魅惑的な小道具を通じて、80年の時を隔てた「過去」と「現在」が奇妙に呼応する、アルテ・ミステリの新境地!

目次

プロローグ
1  蜘蛛の巣
2  金時計
3  オリエントのイヴ
4  らせん階段
5  磔刑像
6  未知の色
7  黄衣の王
8  奇妙なまなざし
9  アリスとアンドリュー
10 リタの家で
11 ダレン
12 姿なき殺人者
13 チャンドラとシェリル
14 古い採石場
15 星々
16 星雲
17 カウボーイの話
18 モロー博士の訪問
19 鉄のアリバイ
20 再びブルターニュへ
21 出発
22 風車小屋
23 最後のチャンス
24 説明
25 リヴァプール
26 逃走
27 完璧な計画
エピローグ
訳者あとがき ―― アルテ『金時計』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

71
探偵オーウェン・バーンズもの。不可思議で幻想めいた物語の仕掛けを堪能した。バーンズのいる過去の時代と現代の話が平行に語られ、それぞれで起きる事件が謎めいた繋がりを見せる。読み終えて全体像を把握してからあれこれと振り返ると、意味深な会話や出来事に込められていたものの理解が深まり本作の緻密に創り上げられた物語の面白味が滲み出てきた。金時計など幾つかのアイテムが巧みに印象づけられ過去と現代の入り組んだ相関に惑わされてしまう。結末を迎えてもその感覚がいい感じで残っていた。次作も読み応えのあるミステリを期待したい。2019/06/02

hanchyan@共読のみナイス派つぶやき類理屈科

47
著者お初。完全に予備知識ゼロの状態でお取り寄せして読んだんだが、「このミス」とか「本ミス」に選ばれるひとだったんだなポール・アルテて。全く知らんかった(笑)。オーウェン・バーンズの活躍譚。<登場人物>に「ロンドン警視庁でも名の知られるダンディな探偵」て紹介されてるくらいの名探偵だぞ(笑)。過去と現在がカットバックする構成で、過去編は、もう、これでもかってくらいオーセンティックというか反動的というか、黄金期を彷彿とさせるド本格。対して現在編は記憶を遡るサスペンス。手堅い翻訳でサクサク読める。面白かった。2019/07/15

あさうみ

46
本格ミステリ×フランス版シャーロック・ホームズ。今回は少しホラー要素も感じつつ…過去と現在ふたつの軸が交互に語られ、緻密な計算の上でリンクしていく…なかなか楽しんだ!浮舟文化さんには頑張ってこのシリーズ刊行してもらいたい。訳者さんも好きです。2019/05/31

geshi

34
殊能先生の言葉通りアルテはどこかミステリを間違えてるのにミステリと言えてしまう。王道の探偵小説らしい1911年と記憶をめぐるサスペンスの1991年を交互に語るストーリー構成に加え、両方ともが章によって視点変わる揺らぎを持ち、ミステリと幻想の中間みたいな所に着地する不思議な読み心地。普通なら現在の方に名探偵を置くのに過去に配して、二つの物語が精神的・物理的に繋がりを持つ、本当に変な小説だなぁ。雪密室をパズルで解き明かすクラシカルなトリックは実に好み。2019/07/13

cinos

32
過去と未来の結びつきがよく理解できていないかも。でも雪の密室はまさに本格という感じでよかったです。サイン本ですが、何書いてあるかわからない笑2019/08/11

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