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内容説明
中国とロシアによって分割統治された近未来の日本。二国の境界となる非武装中立地帯には、中国が秘密裏に開発した生態兵器「倭狼(ウォーラン)」が、脱走し籠城していた。証拠隠滅を図る中国部隊に所属する昭、「倭狼」のリーダーであるケン、秘密を探るロシアの調査員・イサク。彼らはかつて、この地にあった中国による収容所で共に過ごしていた。民族、国家、戦争に翻弄され咆哮を上げる彼らの過去とは…!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TaHi
11
面白くなってきた!1巻はまずまずだと思ったが、2巻は各キャラクターの心理描写が見事に描かれていてぐんぐん話に引きずり込まれた。特に後半のアキラとケンが良かった。あとエミもとても魅力的で良い。皇国の守護者で伊藤悠のファンになった。シュトヘルは前半とても良かったが後半は徐々に面白みがなくなった。今作は良い感じで始まったので、前作のようにならないよう最後まで今の緊迫感を持った面白さが続く事を切に願う。オリジナルの作品で皇国の守護者をぜひ凌駕してほしい。2020/02/28
ぽへぽへ
6
収容施設で育ったケンとアキラとイサク、この三人の関係性が明らかになってきて読みやすくなった。伊藤さんの描く少年の「大切なものに一途すぎてぶっ壊れ」好きなんだよなぁ。エミさんは何故女性倭狼として生き残ったのか気になるところ2020/06/09
しろっち
5
主人公マジで悪役っぽい、ケンをあんなに泣かせやがって…。昭の左腕の話といい、未だに対立する理由がさっぱりわからない。2020/02/26
毎日が日曜日
5
★★★2020/02/23
チューリップ
4
現在と過去の繋がりが少しずつ分かってくると1巻の時よりは戸惑いは減った気がする。昔助け合っていた昭とケンとイサクがどうして今のような感じになってしまったのか気になるんだけど世界観的に辛い事しか起こらないんだろうなとも思うので読んで行くの少し辛いな。2022/06/12