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内容説明
慶応二年の第二次長州征討に従軍、合戦中に井戸に落ち、現代へタイムスリップしてしまった楢原半助(ならはらはんすけ)。現代日本で困っていた半助を見かねた一人暮らしの会社員・吉川香澄との共同生活もはや数ヵ月が経つ。社会人生活のストレスでお疲れ気味の香澄の生活に、幕末のモラルで生きる半助がうるおいをもたらす。一方、順応力がありすぎる半助も、釣りや旅行など現代日本の生活を謳歌し、現代ふうのレシピも我が物にしてしまうのだった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
18
羊羹も作れる武士て凄い……。現世でも過去でも愛されてるのが分かる大らかさですね。古文書で帰れなかったと出てきてしまいましたが、どうオチをつけるのか?帰っても寂しいし、帰らなかったら家族可哀想ですしね。2020/02/07
しましまこ
17
葛粉でとろみをつけた鍋に炒りごまですか、美味しそう。芋掘りするならお芋の茎も食べて欲しかった、美味しいのに。いっそ奥さんもこっちに来ちゃえばってダメだよな。2020/02/20
ブラフ
7
相変わらず美味しそう。そして、ついに半助のその後が図書館の資料にて判明。行方不明となった後は、子もいなかったため家は絶家となっていた。しかし、もし半助が還ることができたなら、その未来は変えられる可能性も。いつまでも読んでいたいが、いつかは半助が江戸時代に還ることでお話は幕を閉じるんだろうなぁ。2020/03/30
pincle
3
相変わらず色々と美味しそう。果たして彼は帰れるのか。2021/02/28
KUU
1
タイムスリップもの特有の帰り方とか探すやつ。――いうて、最終回直前に「なにかの拍子で」元の時代へで済むからなぁ。畳むときも安心。 高尾山の食道楽旅面白かった。 サツマイモも結構色々あるよなー。焼き芋にはあんまり向いてないようなのもあったりするし2021/10/14