内容説明
きらら保育ルーム初の遠足を控え、梓咲(あずさ)たちが張り切っているなか、本社の広報課から厄介な相手がやってきた。「社内環境の改善」を掲げサービス向上を求める神崎樹里奈(かんざきじゅりな)の過剰な要求に、梓咲たちはてんやわんや。一方、彼方(かなた)の働く工場にも業務改善の波が押し寄せ、梓咲との時間を作ることも難しく……。二人の関係にも危機が!? 大ピンチのシリーズ第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えりこんぐ
51
シリーズ4冊目。最強の性悪女がきらら保育ルームを襲う。どんどん疲弊していく保育士たちと、我慢ばかりの梓咲がつらすぎる。。せっかく周りに頼れるようになってきたのに元通りになってるよー。ハラハラしたけど、結局は梓咲が皆に必要とされているのが深く伝わってきた。最後は甘いし(´∀`)【積読84】2021/06/16
ぶんこ
35
城館の工場に本社常務からの業務改善の嵐が吹き荒れ、保育所には常務のコネ入社のお嬢様樹里奈が乗り込んできて無理難題を押し付ける。梓咲と彼方の親しげな写真を撮った樹里奈は、それをネタに梓咲を脅迫し、いいなりにする。我慢の限界を迎えた梓咲は辞表を提出。専務預かりとなり、暫く本社での社内保育所立ち上げの手伝いをする。梓咲のいない間に保育士と子どもと親が結束して樹里奈を糾弾。普段から誠実で正直な人は、周りの人が味方してくれるという見本のような出来事でした。それにしても、そんな仲間うち人事がまかり通るとは、大丈夫?2021/09/11
sugar&salt
12
途中が読んでてつらかったー。梓咲さんの自分が我慢すれば…の気持ちも分かるけど、結局保育ルームの皆が辛い思いしてるし。でも、今回のことで梓咲さんと彼方くんの絆が深まったのと梓咲さんが保育ルームに関わる全ての人から必要とされてることに気づけて良かった。2020/06/22
チェス
7
今回も面白く楽しめた。しかし、ゆりこさん変な人ばかり連れて来るなぁ。2022/05/06
akaichihiro
6
くるみ先生より梓咲の方がよっぽど抱え込み主義のような。少女漫画的で意地悪な女登場。めぐるは可愛い。2024/12/05