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内容説明
“表現する”喜びと苦悩―― 参加校すべての上演を終えた春の合同演劇発表会「あおはるマルシェ」。残すは審査員による各校に対する講評のみ――果たして、むすびが描いた舞台「けむり」に下される評価は!? そして、星見高校演劇部が歩み出す新たな世界とは――「高校演劇」部活物語創作への想いが交差する第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寝落ち6段
7
講評というのは残酷で、辛辣で、それでもそれは改善点なのである。それを発条にするのか、致命傷になってしまうのか、それを学ぶ場でもある。大事なのは、演劇に賭ける熱量なのだろう。全力を傾けたものを評価されることは、途轍もない財産になるだろう。だからこそ、講評・評価する人も全力を傾けるべきである。全力を賭けることを誇りに持つことが、演劇だけでなく、誰でもどんなことでも大事なことなのである。高校生や若い時分のうちに、それを経験することが人生において重要なんじゃないかなと思う。2021/02/07
かわせみぃ
6
マルシェ編終幕。自分が書いた創作物語が舞台演技と言う形で表現され講評と言う評価と優劣を付けられるのって、むすびからしたら凄く辛い事かもしれないですが逆にバネになるのは若さと情熱だなぁと。そして去年の地区大会については謎のまま
半熟タマゴ@コミック
5
審査員からは酷評されてしまったけれど、否定的だった立川先生の心を動かしたむすび脚本の舞台。顧問が変わり、新しいスタートを切った星見高校演劇部の活躍に期待してます。2023/07/17
ダンボー1号
5
おう そうきたかと・・昔の伊坂幸太郎っぽい。これはアニメ 実写でも動きで 陰影つけてみたらもっとよさそう。 漫画の表現として 音楽 演劇系は難しいだろうが絵も説得力あって引き込まれる。脚本側がメインだから芝居の筋が楽しみ。一発目でこれだと高校演劇に詳しくないが2作目3作目のハードル上がり「むすび」より作家さんのアイデアを心配してしまう。 *テーマがテーマなだけに ほかの人の感想が 劇評っぽいのもあるのも面白い。 2020/06/02
マサトク
3
牽引力あるな。顧問の先生の交代も、過去のトラウマもはんなり絡めていい感じ。「去年の事件」をチラ見せしつつ、正式な脚本依頼に悩むむすびを置いて、ワークショップか。文句ないなあ。面白い。2020/02/19