内容説明
あの「学校の怪談」シリーズから、「こわい話」50話と「学校の七不思議」をよりぬき収録。
刊行以来、大きな反響を呼び、巻を重ねて読みつがれている『学校の怪談』。長期間にわたり収集した、巷のうわさや怪異をもとにした数々の「こわい話」のなかから「百物語」を厳選。そのうち、表題作を含む50編に加えて「学校の七不思議」を収録した怪談傑作集。大人にも親しみやすい文章にあらためた1冊!
※本書に収録された内容は講談社KK文庫1990年11月刊『学校の怪談』から1996年7月刊『学校の怪談8』までの8冊から選び、構成、加筆したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
61
児童向けの怪談集。どれも昔懐かしい都市伝説や怪談が収録されており、読んでいるうちに郷愁を抑える事が出来ない。夜の学校に出没する死体を積んだ一輪車を押すナース、トイレに逃げ込むも上から覗いている。等は子供時代に読んだ怪談の鉄板みたいなものであるし。結婚相手を見る占いで剃刀落としたり、メリーさんから電話が掛かってきたり、心霊スポットで足を掴まれた仲間を見捨てたり…。子供の時に読んだ怪談はこんなに豊饒な世界だったんだ、という事を思い出させてくれた。現在の学校には怪談はあるのか、あるならどう変化しているか…。2023/09/15
渋江照彦
2
殆ど知っている話ですが、怖いなぁと改めて思ったり、昔はこれが怖かったんだよなぁと懐かしんだり、全く聞いた事の無い話が出て来てオッとなったりと色々と楽しめました。2015/02/16
えくおとさず
1
☆☆☆☆ 懐かしい2020/06/10
蹴球有閑人
1
いろいろと楽しめた。今から思うと、流行ってたなあ、学校で不可思議な現象が起こるという話。2009/09/28
BOWCH
1
古いもの、ベタなもの、少しちがうぞといろいろ楽しめました。2014/07/24