集英社コバルト文庫 有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険 革命はお茶会のあとで

著者名：橘香いくの【著】/四位広猫【イラストレーター】

集英社（2019/11発売）

• ISBN：9784086147354

内容説明

＜シュシナック＞殺人疑惑事件でケガを負ったコラリーは、療養を名目に屋敷の自室で監禁同然の生活を強いられていた。彼女は脱出を謀り、一度はフェリックスに見つかるが、どうにか屋敷を抜け出すことに成功する。自由を手に入れたコラリーは、サン・トロペ大聖堂に向かう途中、ふと見上げた塔の窓から、女性が突き落とされるのを目撃してしまう。彼女の見た犯人は、金髪の女性だった！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Natsumi]

図書館

[ふぉんだんしょこら]

テランスは今回もまた色々と仕掛けてくれて面白かったｗ　フェリックスの千里眼は恐ろしいな…彼に見えないものなどきっとないに違いないｗ　コラリーの前向きな励ましが彼女らしいなぁと思えて微笑ましかった。最後、マイエに堂々と宣言したリゼットは見違えるほど凛々しくなったなぁ…この恋が実ってくれることを願おう。

2014/03/20

[こんこん]

リゼットにアニエス、ゲスト二人がそれぞれにいい味を出しておりました。世の中思い通りにいくことばかりじゃない、じゃあそのとき、どうするか。しかし、これまでならもうちょいビターな結末になりそうなところをああいうふうに着地したのは、ちょっと流れが変わったのかしらん。

2010/05/24

[ゆず湯]

途中から犯人の正体はわかりましたが、面白かったです。アニエス嫌いじゃないなぁ。また出てきてほしい。それにしてもコラリーには人を前向きにさせるパワーがありますね。リゼットの思い、報われてほしいです。ボナバンは無事なのか気になるところではありますが、コラリーとフェリックスにも王妃の策略が？でもこの二人には何か、それこそ革命がないと進展がなさそうだし(^_^;)続きが楽しみです！

2014/03/03

[天鈴]

8巻です。新キャラレヴィがいい味出してますね。綺麗で優しくて強いなんて恰好いいですよね。コラリーみたいに突っ走るキャラになったら面白いのにな。

2009/08/15