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内容説明
わが国における「詩」や「ことば」の淵源はことごとく万葉にあり、それは令和時代の今日まで、連綿とつながっている。「集」としての形成過程をたどり、時代・風土・精神などの観点から、万葉を万葉たらしめた背景をさぐりつつ、古代人の詩的感受性と現代の詩心との接点を模索する。卓抜な方法論と比類なき感性による「中西万葉学」の名著を新装復刊。ひとつの創造的・総合的アプローチを提示する連続講義、開講第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちめ
7
「大君は神にしあれば」という人麻呂が常用する言葉は、天皇が神ではないことが人々の常識となりつつある時代における世の中の常識への抵抗として書いたとあるのに驚いた。そうではなく、人麻呂は天皇が神であることを純粋に信じて「大君は神にしあれば」と歌っているのだと考えていた。だがよく考えると、人麻呂の時代がかった表現には天皇が神であることを意図的に表現するための工夫があると考えたほうが自然かもしれない。だとすると、人麻呂が当時の一部に貴族社会においてどのように捉えられていたのかということに影響する。☆☆☆☆★ 2022/07/20
はちめ
6
学術誌から新聞のエッセイまでさまざまな場所に書かれた文章をまとめたものなので、文体や難易度が異なっており読んでいて戸惑いを感じる。主に昭和50年代前半に書かれたものなので違和感のある部分もあるが、取りあえず3巻まで読む予定。☆☆☆☆2020/01/26
れいまん
2
当代一の万葉学者による万葉読本。 万葉集は背景が複雑なためいろいろな読み方が出来る。そのかっこうの指南書 万葉集とは何かの問いに対し、「ただ編んでいるだけ」という、川崎庸之先生のことばがぴったりだと述べている 川崎先生はわたくしの恩師。名前が出てきてとても嬉しい2022/07/12
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